289吠え ページ20
砂藤「ホイップがあると、もっと美味いんだが…………食う?」
「「「KUU〜!」」」
「「模範的以外な一面かよ!!」」
シフォンケーキなるものを乗せた皿を手に持った佐藤の問いかけに三奈、お茶子、百が元気よく手をあげ、上鳴電気と峰田実が吼える
どうやらクラスメイト全員が食べられる量のシフォンケーキだったらしく、私の手にもフォークに刺さったシフォンケーキなるものが降臨した
麗日「あんまぁい!フワッフワ!」
芦戸「瀬呂のギャップを軽く凌駕した」
八百万「素敵なご趣味をお持ちですのね砂藤さん!今度、私のお紅茶と合わせてみません!?」
砂藤「オォ。こんな反応をされるとは…まァ″個性″の訓練がてら作ったりすんだよ」
女子達には特に好評らしく、みんな可愛い表情をしてシフォンケーキを頬張っている
砂藤も照れ臭いのか顔が赤らんでいる
瀬呂「ちっきしょー。さすがシュガーマンを名乗るだけうまっ!」
切島「ここぞとばかりに出してくるな……うまっ…」
男子にも好評のようだ
皆、美味い美味いと言いながらシフォンケーキを頬張っている
緑谷「男子は以上…うまっ」
葉隠「次は私たちうまっ…だね!」
上鳴「さっぱりした甘さだからいくらでもいける!!」
飯田「うむ!」
尾白「女子棟とつながってんのは1Fだけだから」
麗日「うまっ…一旦降りて…」
耳郎「やだな――…うまっ」
行儀が悪い気もするが、皆シフォンケーキを頬張りながら移動する
私の手にはいまだに口をつけていないシフォンケーキが…
尾白「?夜吠、シフォンケーキ食べないのか?せっかく焼き立てなんだから、冷める前に食べちゃいなよ」
あ「……あぁ」
と言いながら、一向に口をつけようとしない私を訝し気に尾白が見つめる
砂藤「悪い!もしかして、夜吠。甘い物苦手だったか?」
私たちの会話が聞こえたのか、背後から慌てたような砂藤が声をかけてくる
常闇「夜吠は甘い物も好物ではなかったか?」
試験勉強期間中、共にアップルパイを食べた踏陰が僅かに瞳を輝かせながらそう言う
砂藤「そうなのか?なら……」
あ「……私はこれを、初めて見た。だから、どんな味なのか想像もできない。皆の反応を見る限り、とても美味なのはわかる。わかるのだが……如何せん、口にするものだから躊躇してしまう」
眉間に皺を寄せ乍ら砂藤に返事をした
上鳴「んなこと気にしねぇで食ってみろよ。うめぇから」
芦戸「そーそー!美味しいものは、美味しい時に食べなきゃだよ!!」
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シバ - 落ちは鉄哲がいいです!! 見たことがないので…… (2020年5月14日 23時) (
レス) id: 344258cf85 (このIDを非表示/違反報告)
あじ - オチ、オチ、、オチ、、、誰がいいかな（（ アルマさんの書く小説すごい好きです！テニプリの年上恐怖症もヒロアカもまだ途中ですが私の好みにドンピシャです！更新頑張ってください!! (2020年3月5日 20時) (レス) id: 67552c5473 (このIDを非表示/違反報告)
笹 - オチは常闇くんがいいです。格好良すぎる！ (2020年3月5日 7時) (レス) id: 5053f98fc8 (このIDを非表示/違反報告)
ほや毛(プロフ) - 他の作品では余り日に当てられない尾白くん障子くん常闇くん葉隠ちゃんがきちんと存分に出てきて学生生活を送っている事に感激感動です (2020年1月5日 1時) (レス) id: 176c8c1574 (このIDを非表示/違反報告)
ピン - 好きです、、、 (2019年3月22日 19時) (レス) id: 9bcfcfc66f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルマ☆ | 作成日時：2018年8月29日 5時
