280吠え ページ11
あっという間に時は流れ、気が付けば外はすっかり暗くなっていた
といっても、部屋づくりはとうの昔に終わっていたので、色々な事を思案していたら何時の間にか夜になっていたのである
こんなに長い間考え事をしていたのか……と自分に呆れ返りながら、凝り固まった体を解すついでに息抜きでもしようかと、身体を伸ばしながら部屋の扉を開けると丁度廊下を歩いていた百と鉢合わせになった
八百万「あら、Aさん!お部屋作りはお済になりましたの?」
あ「ああ、百。部屋作りはとっくに終わっていたんだが……色々と考え事をしていてな」
八百万「……考えに行き詰ってしまったときは、遠慮なく私にも話してくださいな!1人より2人、2人より3人、三人寄れば文殊の知恵ですわ!!」
あ「3人目は、しょーとかな?」
悪戯心でそう問いかけると、百ははっとした表情を浮かべると、次の瞬間にはあたふたと身振り手振りをつけて喋りだす
要約すると、轟さんと期末試験でご一緒させて頂いてから、轟さんから意見を求められることが多くなった。時折、気にかけてくださっているようなことも仰ってくださいますの。きっとAさんのことでしたら、喜んで知恵を貸してくださると思いますわ。
とのこと
聞かなければよかった
そう思ってしまった自分が嫌いだ
浅ましい感情を抱く自分が嫌いだ
不の感情を抱きながら百の話に適当に相槌を打ちながら会話を続けていると何時の間にか、他の女子面子とも合流した
彼女たちは、口々に自分たちの部屋を粗方話している
しかし、何やら話が盛り上がっていた
主に三奈が盛り上がっている
嫌な予感を感じていると、女子を全員呼び出す流れとなり、降りた階段を再び上っていく
女子の部屋をひと部屋ずつ訪ねるとほとんどの女子が集まった
つゆちゃんは体調不良のため部屋で休むそうだ
つゆちゃんのことが気がかりに思いながらも体調が悪いときはそっとしておいた方が良いだろうと、深入りはしなかった
つゆちゃん不在のまま一階に降りると、既に男子は集合してソファで寛いでいた
芦戸「男子部屋出来たー?」
上鳴「うん、今くつろぎ中」
芦戸「あのね!今、話しててね!提案なんだけど!お部屋披露大会しませんか!?」
緑谷「わああ!ダメダメちょっと待-------!!!」
麗日「オールマイトだらけだオタク部屋だ!!」
緑谷「憧れなんで………………恥ずかしい…」
上鳴「やべえ、何か始まりやがった…!」
瀬呂「でもちょっと楽しいぞコレ…」
哀れ緑谷
被害者第一号
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シバ - 落ちは鉄哲がいいです!! 見たことがないので…… (2020年5月14日 23時) (
レス) id: 344258cf85 (このIDを非表示/違反報告)
あじ - オチ、オチ、、オチ、、、誰がいいかな（（ アルマさんの書く小説すごい好きです！テニプリの年上恐怖症もヒロアカもまだ途中ですが私の好みにドンピシャです！更新頑張ってください!! (2020年3月5日 20時) (レス) id: 67552c5473 (このIDを非表示/違反報告)
笹 - オチは常闇くんがいいです。格好良すぎる！ (2020年3月5日 7時) (レス) id: 5053f98fc8 (このIDを非表示/違反報告)
ほや毛(プロフ) - 他の作品では余り日に当てられない尾白くん障子くん常闇くん葉隠ちゃんがきちんと存分に出てきて学生生活を送っている事に感激感動です (2020年1月5日 1時) (レス) id: 176c8c1574 (このIDを非表示/違反報告)
ピン - 好きです、、、 (2019年3月22日 19時) (レス) id: 9bcfcfc66f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルマ☆ | 作成日時：2018年8月29日 5時
