私は彼に恨まれている3 【リンタロウ】

第５章　探索 ページ5

なんなの、リンタロウ…

心配してあげたのに…

あれ？私が誰がを心配するなんて…初めてだな、

ガチャ

ユキナリ「あ、Aさん。鍵あったよ」

『さすがだね』

リンタロウ「鍵〜？それってチエちゃんの箱の鍵かな？♪」

察し早っ…。

ユキナリ「うん。…開けてみるね……また箱！？」

鍵付きの箱の中に鍵付きの箱……なにそれ

リンタロウ「チエちゃん、よっぽど見られたくないみたいだね♪…あれ？何か一緒に入ってるね？」

『紙だね…矢印と絵が書いてある。クルミ割り人形かな？』

あとは、さそりと2匹の魚…。

チエさんは謎解きが好きなのかな…？

リツ「ん？なんだそれ」

リンタロウ「あ、リツちゃんも来たんだ♪」

リツ「おー、見落としてる証拠がないかと思ってな」

リンタロウ「みんな、熱心に探索しててエライね♪僕も他の部屋を調べてみようかな？♪」

…私も調べないとね、

チエさんの箱の中にあったイラスト…どこかでみたことあるんだよね…

探してみようかな？

『私も行くね』

ユキナリ「僕も他の部屋行ってみる」

リツ「おー、ワタシはここ探してみるわー」

リツさん以外は物置から出た。

あの、さそりと2匹の魚…どこかで見たんだけどな？

…あ、教室だ！

『ユキナリくん、教室に行こう』

ユキナリ「え？どうして教室？」

『教室にさそりと魚が書かれたのが合ったはずなんだよね』

ユキナリ「…あ、そう言われてみれば…。行ってみよう。」

私はユキナリくんと一緒に教室に行き、その後リビングでクルミ割り人形がある時計の針を動かし、鍵を見つけた。

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