私は彼に恨まれている3 【リンタロウ】

第６章　デスマッチ ページ22

リンタロウ目線

月島Aのジ殺を止めることが出来なかった

喜べよ…僕

お母さんを殺したやつが今死んだんだぞ…？


なんで、涙が…とまらないの？


…彼女は僕のこと好きだと言ってくれた


感情がなかった彼女が、僕ことを…。


……もう、認めるしかないよね、



僕も彼女が……月島Aが、好きなんだ


ずっと、否定してきたけど


完全に好きだと自覚してしまった


……って、ことは、両思いじゃん…。



でも、彼女はもういない


彼女の最後の言葉…




“最後までやりな…この復讐劇を”




もちろん、最後までやるよ…。


残りはあと一人…。


それで終わりだ、






リンタロウ「バイバイ…A。僕も好きだよ」





やっと、言えた。



僕の本当の気持ちを



でも、僕の思いは彼女には届かない。






ガチャ


ミサキ「…リンタロウ」

姉さんがきた

リンタロウ「姉さん…。」

ミサキ「…リンタロウはこれで良かったの…？」

リンタロウ「うん…。これが彼女が選んだんだ」

ミサキ「そう…。大丈夫？」

姉さんは心配性なんだから…

僕は涙を拭いた

リンタロウ「大丈夫。最後までやろう」

残るは…霜月ユキナリだけだ。

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