わたしは彼に恨まれている2【リンタロウ】 (ページ31)

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第四章ページ31

～4階謎のリビング～

みんな、箱を開けるために考えている

4人の絵…おそらく、リンタロウたちの家族でしょうね

…ん？うさぎが何か持ってる？

絵だ…。女の子がピースしてる

ユキナリ「なんだろこれ？」

コウ「仏像じゃないのか？」

ユキナリ「中に何かある…。男の人が両手の親指を立てている？」

『私も似たようなもの見つけたよ』

リツ「ここにもあったよー。本に挟んでた！んと…女の人が片手をあげてる」

じゃあ、あと一人見つけろってことか、

どこにあるんだろ…？

リンタロウ「ねぇねぇ、キミ～。このおもちゃ箱の開け方知らない？」

リンタロウは人形に話しかけている

当たり前だけどその人形は答えるわけがない

…なんか、めまいがするな…。

ここに来てから何も食べてなかったような…。

いや、まずは4枚目の絵を見つけなきゃ…。

リンタロウ「…。」

…？リンタロウがこっち見てる？

『…何』

リンタロウ「ッ…なんでもないよ～♪」

なんなの、、

…あ、あった、絵日記の中に入ってた

男の子が片手で親指を立てている…。

とりあいずこれで4枚見つけた

コウ「箱の絵と同じだな…。」

ユキナリ「これさ、指の数を入れるのかな？」

リツ「そーなんじゃね？」

ユキナリくんが2512と入力すると箱が開いた

中からは書類が出てきた。

職務怠慢により凶悪犯罪者を放置？

5年前の日付…？そういえば、最初に処刑されたサトルさんの書類も5年前だったような…。まさか他の人も？これは確認しないとね

凶悪犯罪者…5年前だから、あの電車の事件の犯人？

…あれ？そういえば、その時の犯人の名前を知らないな

…………まさか、ユウヤ…？