わたしは彼に恨まれている2【リンタロウ】 (ページ23)

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第３回　狼裁判ページ23

リンタロウ「ガソリンとか使ったのかな？」

マキ「ガソリンなんて、どこにもなかったわよね？」

ガソリンらしきものは見つからなかったね

コウ「あ！そういえば、灯油なら確か…」

リンタロウ「教室にストーブがあったね♪あそこから灯油は入手できそうだね♪」

灯油か…教室言ってないから確認してないな…。

『灯油って減ってたりしてた？』

コウ「あぁ、むしろ無くなっていた」

リンタロウ「暖かかったのにね♪」

じゃあ、灯油を使ってたのは確かか…

ロウソクを持っているチエさんの疑いが強いけどまだ断言出来ない

そろそろ燃死じゃないって気づかせてみようかな？コウさんかリンタロウ、ユキナリくんあたりは気付きそうだ

まぁ、ユキナリくんは狼の疑いありだけど、

アリバイもあるから下手な発言は控えよう

『ねぇ、私たちが叫び声聞いてすく駆けつけたんだよね？人間ってそんなすぐに動けなくなるのかな？』

コウ「それは俺も思った。炎には包まれていたが完全には燃えていなかった」

よかった、同じら考えがいた

『おかしいと思わない？動かないなんて』

リツ「確かにな！」

チエ「普通燃えて死ぬのって、即死ではないですよね？もっとこう…バタバタするというか…」

『燃死って、だいたいは窒息死のようなものなんだよ。体を燃やしても水分が多いから少しは持つはずだし』

コウ「お前…詳しいな…。で、俺はオサムさんが焼け死んだことではないと思っている」

…よし、燃死ではないことになったね、そうしたらアリバイは関係なくなる