わたしは彼に恨まれている2【リンタロウ】 (ページ22)

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第３回　狼裁判ページ22

第３回狼裁判が始まった

コウ「今回殺されたのは教師のオサムさんか…。」

リンタロウ「しかも、死体もろとも燃やされており、かなり損傷が激しいね♪」

マキ「おそらく犯人はオサムさんに火をつけて殺したんだね…。」

リツ「燃やして殺すなんて、超やべーやつじゃん…」

『その、超やばいやつがこの中にいるんだね』

まぁ、私は燃死だとは思ってないけど

ミサキ「ひどい殺し方やな…」

コウ「少し事件を整理してみるか…。」

ミサキ「そうやな…。」

コウ「昨日の深夜3時頃火災が発生。場所は図書室だ。」

リンタロウ「火災発生と同時にオサムさんの叫び声がしたんだよね♪」

ミサキ「せやな。みんなそれを聞いて駆けつけてきたんやったな。」

コウ「そして、すぐに消化したが、助からなかった。以上が今回の事件の概要だ。」

深夜3時か…途中までリンタロウいたけどそのあとは一人だった

これ、怪しまれるかな？

ユキナリ「えっと…じゃあさ、悲鳴が聞こえた時がきっと犯行時刻だよね？その時のみんなのアリバイを確認してみたらどうかな？」

えー、嘘でしょ

コウ「なるほど、それはありだな。」

ミサキ「ウチとマキさんはリビングで一生懸命にいたなぁ」

リツ「ワタシは一人でフツーに寝てたよ」

コウ「俺も一人で部屋の探索をしていた…。」

チエ「わ、私は一人で物置にいました…。」

……思ったより一人でいた人がいた

よかった、

『私は一人で病室にいたよ』

リンタロウ「僕はちょうど彼と話をしていたよ♪その話の途中で、悲鳴が聞こえて図書室に駆けつけたんだ♪ね、そうだよね♪」

ユキナリ「う、うん……」

マキ「じゃあ、この時点でアリバイがないのは4人ね」

『コウさん、チエさん、リツさん…と私だね』

ユキナリ「そういえば、チエさんはロウソクを持ってたよね？」

リツ「ははーん、あのロウソクを使って火をつけたんだな？」

『いや、さすがにロウソクだけじゃ、あんな燃えないと思うよ？』

出来ても、服を焦がすくらいかな？

それか、燃えやすくする何かを使ったとかかな？