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11話 ページ14

〜赤葦side〜


木兎
「会いたかったぞA〜!」

黒尾
「おい木兎。おまえパワー考えろよ?抱きしめる力強すぎてA苦しそうだぞ。」

木兎
「なに!?ごめん!!大丈夫か!?」

A
「う、うん。」


GW中、しょぼくれはしなかったけど

どこか本調子じゃなかったからな。

Aが合宿にいるのといないので

こんなに違うとは思わなかった。


(トントン)



「京治かAちょっと開けてくれない?」


母さんの声が聞こえて

すごい勢いでAから離れて

正座をする木兎さん。


4人こいつ。←


赤葦
「今開ける。」


(ガチャ)


赤葦
「呼んでくれれば俺が下に取りに行ったのに。」


母さんがわざわざ

飲み物やお菓子を持ってきてくれた。



「いいのいいの。私が木兎くんたちの顔を見たかったんだから。」


ペコッと頭を下げる音駒組に対して


木兎
「いやぁ、赤葦ママ今日も綺麗ですね!!」


「まっ、そんなことないわよ〜!」

赤葦兄妹あー始まった...


木兎さんが家に来ると必ず始まる茶番。

いや、木兎さんはお世辞なんて言わない(お世辞って言葉を知らない)から

茶番ではないか。



「いつも京治の面倒みてくれてありがとね〜。」

木兎
「いえ!!毎日毎日楽しく面倒みさせてもらってます!!」

音駒組
「!?!?」


母さんが笑いながらごゆっくりと言って

部屋を出ていく。


赤葦
「木兎さん。主将の仕事をほとんど俺に押し付けておきながらよくあんなこと言えましたね?日本語も変でしたし。」

木兎
「あ、赤葦ぃ...」
























黒尾
「あいつ仕事全部赤葦に任せてんの?」

A
「部誌、練習メニュー、体育館や部室の戸締まり、部長会議は全部京治がやってるみたいで。」

研磨
「もう赤葦が主将でいいんじゃない...」

木兎
「コラ!ネコ共!!!」

赤葦
「反論は仕事がキチッと出来るようになってからしてください。」

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ちゃく*°(プロフ) - ユウさん» コメントありがとうございます!!更新頑張ります ´ω` ) (2016年10月23日 17時) (レス) id: 71927336ce (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - これからどうなるか楽しみです、更新頑張ってください。 (2016年10月23日 16時) (レス) id: cb3c3b9b5b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃく*° | 作成日時:2016年10月23日 15時

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