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「神山さん、聞いてます？」
さっきから、新人女優の穂花ちゃんが、
しつこく話しかけてくる。
「ごめん。何やったっけ？」
「神山さん、明日からの予定ってどうなってますか？
神山さん、スイーツ好きなんですよね？
私、良い雰囲気のカフェ見つけたんです」
大毅と峻平さんの様子が気になって、
内容なんか、全く頭に入ってけえへん。
「ふうん、そうなんや」
適当に相槌うっとるうちに、
すけべ心丸出しのにやけ顔の峻平さんが、
「じゃあ、千秋楽迎えて、
今からは寂しいってことだね。
抜けて二人で飲み直さない？
俺の部屋で」
そう聞きながら、
大毅の手を取った。
その瞬間、イライラは限界突破して、
血管がブチって切れた。
気付いたら、
後先なんか考えられへんなって、
二人の前に飛び出してた。
「大毅、酔い過ぎや。帰んで」
腕掴んで、俺の方へ引き寄せる。
峻平さんの顔色が変わった。
敵意剥き出しの視線、向けてくる。
「え・・・神山と？
あの噂、マジなの？
へぇ。
次から次へと男食って。
しげって、うぶいふりして、
どんだけ男好きの、いんら、」
その続き、
大毅に聞かせたくなくて。
「俺と重岡さんが付き合うてて、
なんか悪いんですか？」
役者として大先輩の峻平さんの言葉、
遮ってもうた。
「悪いってわけじゃないけどさ。
ようは新しいのに目移りして、
藤井から乗り換えたってことだろ？
真面目な好青年売りの俳優のくせしてさ。
しげの肉食っぷりに驚いてるだけ」
髭面近付けて、
酒とヤニ臭い息を、吐きかけてくるもんやから。
慌てて、
大毅を自分の背中に隠す。
「別に、俺が納得してたらいいじゃないですか。
俺が藤井さんの彼女に惚れてもうて、
奪ったんです。
責めるなら俺だけにして下さい」
「ちょっと、とも、それは違・・・」
慌てて言い訳しようとしてる大毅の手首掴んで。
「俺ら、そろそろ失礼します」
きょとんとしてるみんなに頭下げて、
大毅を連れて、その場を後にした。
会場のレストランを出て、
気付いたら、逃げるように走ってて・・・
「とも！
早いって。
俺、転んでまう」
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fool(プロフ) - 水無月こすもさん» ぼちぼちいきましょうね💕更新されたら飛んで行きますよ〜🥰 (2022年1月19日 17時) (
レス) id: 5c064e1f18 (このIDを非表示/違反報告)
水無月こすも(プロフ) - foolさん» 私もスランプ入ってます、、、全然思いつかなくてめちゃくちゃ更新止めちゃってるんですけど今のやつ完結させないと新しいやつ書けない気がするんでしばらく抜け出せないです😂大好きのお返しいただきましたぁぁ！！これからもよろしくお願いします💖 (2022年1月19日 17時) (レス) id: c7a7f3b3ba (このIDを非表示/違反報告)
fool(プロフ) - 水無月こすもさん» ちょこちょこ追加で書いてしまったのでまた更新しちゃって…😆こすもさん、大好き💓のお返し💓 (2022年1月19日 13時) (レス) id: 5c064e1f18 (このIDを非表示/違反報告)
fool(プロフ) - 水無月こすもさん» こすもさーん💕神様だったんですよ〜昔に描いた作品なので、その時の自分がふわっと思い付いたんでしょうか😆面白いって言ってもらえて感動〜最近ちょっとスランプ気味なので…また他の作品にも遊びに来て下さい〜💕 (2022年1月19日 13時) (レス) id: 5c064e1f18 (このIDを非表示/違反報告)
水無月こすも(プロフ) - 衝撃の展開に感情が忙しいです、まさに心はローリングコースター。笑 めちゃめちゃ面白かったです！！本当に神様だったとは！！その発想はどこから生まれてくるんですかぁぁぁ！！！foolさん大好き泣 (2022年1月19日 7時) (レス) @page48 id: c7a7f3b3ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool
| 作成日時：2022年1月6日 20時
