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「…ずっと言ってなかったことがあるんだけど。」
翔「えっ、なに…？」
私を見つめる翔太くんの表情に、一瞬緊張が走った。
「私ね…、」
そう口にしただけで、声が震えた。
今なら言えそうな気がする…そんな風に思ったから、話を切り出したのに。
.
私の言葉を待つ、彼の息遣いが聞こえて。
決意を固めたはずが、その先の言葉を続けることを躊躇(ためら)ってしまう。
それがとんでもなく長い時間に感じた。
「あのね。私、翔太くんの…こと…」
翔「待って！！…え？え？そういうこと？」
彼が、やっと言いかけた私の言葉を遮る。
「え…」
翔「まじで？ちょっと…」
その反応に、サッと不安がよぎる。
まだ、決定的な二文字は言っていない。
訂正するなら…間に合う。
.
「ご、ごめん！やっぱり何でもない！！」
翔「おれ…から言って、いい？それ」
「…え？」
私の声と重なって、微かに聞き取れた彼の言葉。
翔「いや、うん、さすがにここは…」
はぁ、と彼が息を吐く。
バクバクと速くなる鼓動に、うまく呼吸ができなくて。
彼に続いて、私も、大きく息を吐いた。
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みるくかぷちーの(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます！作品全てに書いてくださってますね(；ω；)これからも楽しんで読んでいただけると嬉しいです。お互い健康でいましょうね〜！ (2020年12月1日 23時) (
レス) id: d8159bd070 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年12月1日 18時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるくかぷちーの | 作成日時：2020年10月29日 21時
