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驚いて顔を上げると、ふっかさんが肉を一切れ口に入れた。
大「あ！！」
康「抜けがけや！！」
辰「あっっつ！でももう食えるわ！めっちゃ美味い！」
ラ「ほんと！？」
彼の言葉を聞いて、みんなが次々と箸を伸ばしていく。
.
こっそり隣を見上げると、彼と目があった。
辰「ん？Aちゃんは食べないの？」
「た、食べます…！」
急いで割り箸を取ろうとしたせいで、手が滑り、箸を地面に落としてしまった。
「あっ！」
その場に屈み、手を伸ばすと。
彼と、一瞬、手と手が触れた。
「…！！」
速まる鼓動に動揺して、思わず手を引く。
辰「もー、慌てるからだよー？」
「す、すいません…笑」
辰「袋ごと割り箸持ってきててよかったわ、はい。笑」
優しく笑いながら差し出してくれる新しい割り箸を、そっと受け取る。
.
やっぱり、お兄ちゃん…って感じだよね…
もし、妹みたいに思われてるとしたら。
ちょっとだけ寂しいけど…
それでも…近くにいられるなら、いいのかな。
半ば無理やり言い聞かせて。
私も、みんなに負けじと箸を伸ばした。
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みるくかぷちーの(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます！作品全てに書いてくださってますね(；ω；)これからも楽しんで読んでいただけると嬉しいです。お互い健康でいましょうね〜！ (2020年12月1日 23時) (
レス) id: d8159bd070 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年12月1日 18時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるくかぷちーの | 作成日時：2020年10月29日 21時
