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照「あ、いや、急にこんなこと言ったけどさ…、もし嫌だったら…」
そう呟いた彼の声が、小さく震えている気がして。
「ち、ちょっと待って…！」
思わず彼の腕から離れ、振り返る。
「あのね…」
照「…ん？」
「私も、聞いてほしいことがあるの。」
照「……うん…なに？」
聞き返される声色は、今までに聴いたことがないほど優しく、甘くて。
「私も、ずっと前からね、照くんのこと…」
緊張で、自分でも驚くほど声が震えて。
小さく息を吐いた。
「好き、でした…」
.
たった二文字。
それだけを口にするのに、こんなにも勇気が必要なんて。
照「………ふふ、まじか…」
そっと近づいてくる照くんと、やっと視線が交わる。
そのまま、優しく頭を撫でられて。
じんわりと視界がぼやけた。
照「泣くなよ笑」
「泣いてない…」
髪を撫でられる感覚がくすぐったい。
照「俺の前でくらい、強がってんじゃねえよ。」
私の目を覗き込む彼の笑顔が、あまりにも優しくて。
涙があふれた。
照「あーあー、重症だな。笑」
頬を包み込んだ彼の指が、落ちる涙を拭う。
照「これからはもう友達じゃなくなるけど、いい？」
「うん…」
もう一度わしゃわしゃと髪を撫でられ、くすぐったさと恥ずかしさで、緩く口角が上がる。
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みるくかぷちーの(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます！作品全てに書いてくださってますね(；ω；)これからも楽しんで読んでいただけると嬉しいです。お互い健康でいましょうね〜！ (2020年12月1日 23時) (
レス) id: d8159bd070 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年12月1日 18時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるくかぷちーの | 作成日時：2020年10月29日 21時
