貴「そんなことあるから言ってんだろ！それより、いい加減言いたいこと言わせろよ」 ページ8
**その頃、スクアーロ達**
〜白蘭視点〜
「ねー、もう着く〜？」
「まだだって言ってんだろーがァ！！つーか、オレの携帯勝手にいじってんじゃねぇえ！」
「えー、飛行機の中だと静かでつまんないんだもん。
ところで、いつ日本に着くの？」
「あぁ？……わからねぇ、な……
さっきから妙に飛行機の調子がおかしいから、故障かもしれねぇ…」
「……うわー。これだから昔は。すぐにエンジンに支障が〜…とかなるんだから。
もう不安で、不安で、僕は胸が苦しいよ」
「今から楽にしてやろうかァ？」
「多分スクアーロ君のそれは永遠の眠りにいざなう感じのヤツでしょ？遠慮するよ」
僕はとがらせた唇から、ため息をもらして、また席に座った。
退屈だ。
いつも思っていた感覚が、また戻ってきたようで胸がムカムカする。
未来でした約束。
それは、僕の世界と、僕自身を変える契約のようなもので。
でも、彼女は多分わかってないだろうね……僕との契約がどれほど重いか。
「……あ、そうだ。もっかい千種君に電話しよ〜っと」
「今、3時だぞォ」
「関係ないね。僕と千種君の間には、携帯さえも遮れない絆があるから大丈夫さ♪」
「その絆を遮ってる携帯はオレのなんだがなァ」
「それは〜………うん←」
「う”お”おぉぉぃい！！！オレの携帯返せェ！！」
勢いよく立ち上がったスクアーロ君が、ブンブン刀を振り回し始める。
ヤバイな……ここは一旦離れて……
＜プルルル……＞
素早く携帯を耳に当てる。
後ろから来るスクアーロ君も鬱陶しいけど、なによりコール音が長くてイライラする。
「早く出てよ……千種君」
苦笑いしながら、スクアーロから逃げる。
＜ピッ！！＞
「あ、出た！
もしもーしっ！！白蘭だけど！」
やけにテンションの高い自分に驚いたけど、今はそんなの関係ない。
今はただ、彼女の元気な声が聞きたくて。
元気な声が……
「……………………はぁ？」
あれ？
骸「わかりましたよ、話を聞きましょう」→←犬「そ、そんなことないびょん！」
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夏蜜柑 - なので、しろら……っ…と言ったのはおかしいのでは？と思いました。長々とすみませんでした。 (2017年9月6日 21時) (
レス) id: 93ae00ff3d (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑 - 初めまして！夏蜜柑と申します！突然ですが、誤字があるのでは？と思いましたので言わせていただきます。タイトルが犬「やけにテンションが高いびょん」のところの、3つ目のセリフで主人公ちゃんは「しろら……っ…」と言っておりますが、白蘭の読み方は『びゃくらん』 (2017年9月6日 21時) (レス) id: 93ae00ff3d (このIDを非表示/違反報告)
狐狗狸(プロフ) - ラーナさん» おうともよ!!!!幻騎士とか炎真とかK様とか、動かし方が上手い!!!!読んでてワクワクする！もう、小説家なれるんじゃね？(@^▽^@)← (2013年5月18日 22時) (レス) id: 82756433f9 (このIDを非表示/違反報告)
ラーナ(プロフ) - 狐狗狸さん» え、生きる糧っ！？ちょっ、照れるなぁ……//((殴 オールナイトは、結局2時ぐらいに寝ちゃったけど、更新頑張るね！^ ^ (2013年5月18日 22時) (レス) id: 63c656a8a6 (このIDを非表示/違反報告)
狐狗狸(プロフ) - オールナイト!!!!!?頑張って(*´∀｀)僕も夜更かししよー(@^▽^@)←明日土曜課外ある人w つか、マジ面白い!!!!この小説が毎日の生きる糧だよwwww← まぁ、無理しない程度にオールナイト頑張れ!!!!←二回目w (2013年5月17日 22時) (レス) id: 82756433f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラーナ | 作成日時：2013年4月14日 20時
