帝 一 の 國 短 編 集

# 星空　[ 森園億人 ]　しおきゃらめる..*☆様ﾘｸ ページ5

.









(同居設定)









Aがフラリといなくなるのは珍しいことではない。









億人「A？」









返事を返してくれる彼女の声がしないとゆうことは
またどこかに出掛けたのだろう。









夜だし、女の子一人じゃ危ない。









家の外をフラフラ歩いていると、見慣れた後ろ姿。
ベンチに座って星空を眺めている。









億人「一人じゃ危ないですよ？お嬢さん」
A『億人。』









ニッコリ微笑んだ彼女はまた、星空を眺めだした。









億人「星を見に来たんですか？」
A『うん、とっても綺麗でしょ？』
億人「そうですね。」









Aの隣に座って、同じように星空を眺める。
するとAが喋りだした。









A『ここに来ると落ち着くの。』
億人「そうなんですか」
A『でもね、今は億人がいるから』
億人「A...」









A『今は億人がいるから寂しくないの』









ニッコリ微笑んだ彼女の目はうっすらと涙が浮かんでいた。









A『寒いし、そろそろ帰ろうかな。』
億人「そうですね。」









彼女が寂しくならないよう、手をぎゅっと握って。









おわり
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

なんか変になった...？
リクエストありがとうございました！

# 猫ちゃん　[ 榊原光明 ]　PINKﾁｭｳｲ→←# ちょこ　[ 榊原光明 ]　に〜様ﾘｸ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す