吸血鬼と堕天使 4【kzh】 (ページ7)

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紅い跡ページ7

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今日は、オフで配信も今日はお休みにしてチルする日にしようと決めていた。らととソファでのんびりしながらティックトックみたり最近流行ってるアニメ見たりしてたんだけど、くずはさんからメッセージがきて、書類忘れたから届けて欲しいとのこと。

多分急ぎだし、化粧とかしてる場合じゃないからメガネかけて髪の毛も団子にして行けばいいや！どうせ、届けるだけだし問題はない。

『らともわんさんもいい子に待っててね〜？すぐ帰ってくるよぅ』

にゃーんと鳴くらとの頭を優しく撫でてくずはさんに頼まれた書類を持って家を出た。

『うぅ、さむい〜〜』

寒くて思わず、首をすくめる。電車じゃ、時間かかるしタクシーで仕方なくいくしかなかった。あとで、くずはさんにタクシー代絞り取ろうとおもう。

『はい、もしもし〜！』

葛葉《ルシャ？今どこ？》

『今タクシーの中にいますよ〜、向かってます！』

葛葉《タクシーなら安心か。あとどんくらいで着きそう？》

『5分もしないで着きます』

駅から少し歩くし、電車で行くよりかはいい。
タクシーだったら、寒くもないし歩くこともほぼないから安心だと思う。

葛葉《エントランスで待ってるわ》

『はあい、』

くずはさんと電話を切って運転手さんにここで大丈夫とお勘定した。外出ると少し風が吹いてて冷たい。

エントランスに行くとくずはさんの姿を見つけて駆け寄って書類を渡した。

葛葉「まじで助かった！ありがとう！…つか、首元さみぃだろ、ちょい待ってて」

『へ？』

待っててと言われて、中に入って行った。確かに首は寒いけど、そこまで寒い！とはならなかったから気にしてなかった。

葛葉「ほれ、これ。マフラー。これ付けて帰って」

『え？なんで、くずはさんが帰り寒くなっちゃうよ…』

葛葉「俺は、いいから。これ巻いてけな？分かった？」

くずはさんの圧に負けて、マフラーを巻いて帰ることにした。
その日の夜になんで頑なにマフラーを巻いて帰って欲しかったのこ理由を聞いたら、前につけた首筋の紅い跡があらわになってたらしくて隠して欲しかったらしい。だてんの見えない所だったから気づかなかったんだ。それを聞いて何だか恥ずかしくなって、それをあらわにして出歩いてた自分が恥ずかしくなった。

というか、いつ付けたんですか、、

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