吸血鬼と堕天使 4【kzh】 (ページ15)

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高熱を出したらしいページ15

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喉が渇いて目覚めれば、珍しくまだ隣で寝ているルシャ。
いつもならこの時間には起きて、飯作ったり家事したりなんかしてるはずなんだけど…一向に起きる気配がない。

まぁ、たまにはこんな日があってもいいかと思いつつ冷蔵庫から水を取り出してひとくち飲んだ。

今日は、別に特に何も予定ねえし、適当にLOLの募集見たりしていた。あとで釈迦ちゃとか誘ってLOLでもすっかな〜。

にしても、今日のルシャの体温が高い。冷え性にしては高くて身体に触れると熱くて呼吸も少し荒めではあった。

まさかだけど、高熱出てね？
俺は、ルシャが辛くない程度に軽く身体を揺すって起こした。

『ん、くず、はさ、んだぁ、、』

葛葉「ルシャ、辛くねえか？頭痛いとか身体だるいとか、そういうのない？」

『んー……からだ、あついかも、、』

相当な熱出してるなこれ。呂律もちゃんと回ってないし意識もほぼ曖昧。

葛葉「体温計持ってくるからちょっと待ってろ」

そう伝えると、腕を掴まれて行かないでの一点張り。これじゃ、熱がいくつあるか分かんねえし、困る。

一旦寝かすのもありか、、？寝てから測る方が今は最適かもしれねえ。

葛葉「分かったから、ここ居るから寝てろ」

『ん、くずは、さん…んふふ、だいすき、、』

葛葉「ん、俺も好きだから今は寝とけ。な？」

『あぃ、、』

ルシャは、俺の手を掴んだまま、すよすよ寝てしまった。
どうすっかな〜…

葛葉「あー、もしもし、、叶？ちょっと頼みてえ事あんだけど…」

動けそうにないから叶に、ルシャが食べれそうな物と
薬、冷えピタ、飲み物、ゼリーとか頼んだ。

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