吸血鬼と堕天使 4【kzh】 (ページ14)

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『んふふ、意味わかんないってそれwんー？え、うん、好きだよ？…なにそれ、んふふ、ばかw』

平気で俺の近くで電話するルシャに苛立ちを覚える。好きだとかなんだとか言いやがって。ふざけんなよ、マジ。

『あ、ちょっ！くずはさん！？』

俺はルシャから、スマホを奪い電話相手に文句を言うために電話越しにお前ふざけんな、誰の女に手出してると思ってんだよと怒った。

「へ？ズッくん！？」

葛葉「…は？」

俺の事をズッくんって呼ぶのは1人しかいねえ。

葛葉「なんでよりによって宇佐美なんだよ」

宇佐美「え、ちょ、待ってくださいよ！何の話すか、？だてさん？」

『くずはさん、いきなりどうしたの？』

葛葉「え？あ、いや…好きって、、最近帰りおせえし、朝帰りするじゃん」

『あー…んふふ、くずはさんもしかしてだてんが浮気してるんじゃないかって疑った？さっきの好きは、くずはさんについて聞かれたから！帰り遅かったりするのは、アルスとかりりむせんぱいとかとお話してたりとかお泊まりとかしてたから！やましい事なんて一切無いよ？』

葛葉「なんだよ…まじで焦った、、浮気相手かと思ったわ、宇佐美が」

宇佐美「いやいや、ズッくんのだてさん取るわけないじゃないですか〜！むしろ、惚気ばかり聞いてるっすよ！？」

『りとち！しずかにして、もー！また後でかけ直すから！』

宇佐美「あ、ちょ！だて…」

『ということです…くずはさんしか見てないもん、』

はぁあ…マジで、浮気してるかと思ったわ。
浮気じゃなくて良かった。

葛葉「泊まりに行ったり話すのはいいけど、一言なんか言って、ダメとか言わねえから…まじで、心配になるだろ、」

『ごめんなさい、これからは気を付けるから』

葛葉「ん、そうして」

とりあえず解決？して良かったわ。出かけてる理由も朝帰りしてくる理由も悪い方向じゃなくて本当に良かったわ。

まじで俺捨てられるんじゃねえかと思ったくらい焦ってたし、怒りも込み上げてたから何しでかすか分かんなかったもん。

なんだかムカつくから、今日はルシャから離れないようにくっついとくわ。

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