【ヒロアカ】無個性だと思ったらチート級の個性が発動してしまった Part 2

66、黙ってはいられない( ˘ω˘ ) ページ26

A「んー、にしてもどうしよう…」

控え室で私は1人悩んでいた。



個性を使わないでどう轟さんと戦うか…

悩みどころだ。

個性がなくてもかっちゃんと喧嘩してた自分を思い出せえええ…！！！


個性も何も持たずに喧嘩してた自分を…。

確かほぼ近戦格闘術だった気がする？

でも相手は轟さん。かっちゃんとは違って
ほぼ遠距離戦になる事は間違いないだろう…



A「(使わないといけないかなぁ…？)」


“君の…力じゃないか！！”


デク君の言葉が脳内に響く。


A「(そんな事言われるとさ、
使っちゃいそうなんだけど個性…。)」


轟さん対策はどうしよう？
早くしないと始まっちゃうし…！

ん”ああああああ！分かんない！！


A「(個性を使わない限りは…)」


だけど私が使えるのはせいぜい
時間を止める、戻す、速くするくらい…


いくらなんでも攻撃重視の個性に敵うわけがない。


A「はぁ、(情けないなぁ…)」


ここまで来て無理かと思ってしまう自分がいる。


――ガチャ…、


A「ん、誰…？」


轟「俺だ。」


A「轟さん…か、」


轟「いつも思うんだが”さん”付けはいい、
下の名前で呼んでくれ。」


A「あーはい、しょーとね。」


轟「あと親父の事に関してはすまなかった。
まさか裏でそんな話をしてたなんて思わなかった。」


A「あ、いーのいーの…！」


轟「緊張してるのか？」


A「まぁそんな感じかな、
もう私にはいい策が思いつかない…」


轟「…お前に話しておきたい事がある。」


A「え？なにそれ」


轟「さっきの事なんだが…」




そう言って
とどろ…しょーとは私にさっき起こった事を話し始めた。

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