19. 宣誓 8 ページ8
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傍らではサスケとリーさんが決闘を始めている。テンテンは先程、リーさんに先に行ってると伝えてからその場を去った。
「宣言します。君達はボクに絶対敵いません。何故なら今ボクは木ノ葉の下忍で一番強いですからね」
宣言通り、リーさんの実力は本物だった。
しかしサスケはエリート一族と呼ばれるうちはの末裔。今年のNo.1ルーキー。そして私達第七班のエース的存在。
リーさんが強かろうと、一つ先輩だろうと、彼に敵うはずない。何しろ写輪眼まで使い始めたのだから。
「サスケ君！！」
……と思っていたのに。
ガードは効かず、スピードにもついていけない。完全にリーさんが優勢だった。
本人曰く、リーさんが扱うのは "単なる" 体術。しかしそのクオリティが尋常じゃないのだ。サスケが写輪眼でその動きを見定めても、対応出来ない。つまり目で分かっていても身体が追いつかない、それ程のスピードを備えているという事だ。
上空に蹴り上げられたサスケ。それを追撃すべく影のように背後へと張り付く。
「この技で証明しましょう。努力が天才を上回る事を」
リーさんの腕に巻かれた包帯のような白い布が、するすると解けてゆく。あれで技を仕掛けるのだろうか。一体どうやって……？
考えても見当はつかない。しかし何だか嫌な予感がして見ていられなかったのだ。
『ストーーップ！！！』
「A！？」
「Aさん！？ 危な……」
足にチャクラを溜め、二人の元へと飛躍。リーさんの布を掴んで引っ張ると、トイレットペーパーのように次々くるくると引き出てくる。それを持て余している内に何故か身体に絡まってしまい。
「……！？」
「うわっスイマセンAさん！ なんかキワドイ感じに！！」
「お色気の術新バージョンひらめいた！」
「バカ！ やめなさいよ！！」
器用なことに全身に巻き付いてしまった。何故か皆顔が赤い。
いや、そんな事より……
『ぎゃー！！』
落下している。しかも最悪な事に、布が巻き付いて身動きが取れないまま。高所恐怖症のくせに無理するんじゃなかった。
「全く、青春してるなー！ お前らーっ！！」
『リーさん！ ……じゃなくて』
「うっげえええー！！ もっと濃ゆいのが出て来たってばよー！！」
「コ、コラー！ ガイ先生をバカにするなー！！」
突然現れたもう一人のオカッパ眉毛。彼のムッキムキな腕が受け止めてくれたおかげで、ミノムシ状態のまま地面に叩きつけられる事は避けられた。
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いしだ(プロフ) - 桜子さん» 桜子さん、こちらにもコメントありがとうございます！前からお読みくださってたんですね！？ 期間が大分空いてしまっているのに、応援して下さりありがとうございます😭 (6月20日 0時) (
レス) id: aaa19f4bca (このIDを非表示/違反報告)
桜子 - もう更新されないと思ってたのに！本当にありがとうございます！これからも頑張ってください (6月19日 1時) (レス) id: b68e6ffcf4 (このIDを非表示/違反報告)
いしだ(プロフ) - ありがとうございます！これから頑張って参りますので、良かったら見守ってやってください（ ; ; ） (6月1日 23時) (レス) id: 8aac2975df (このIDを非表示/違反報告)
スパイスカレーがだいすき(プロフ) - めっちゃ久しぶりの更新とっても嬉しいです！！ (5月31日 23時) (レス) @page34 id: 1328bfef2e (このIDを非表示/違反報告)
いしだ(プロフ) - 温かいお言葉ありがとうございます(´；ω；｀)こんなに期間を空けてしまったにも関わらずお読み下さる方がいらっしゃるなんて感謝感激です…！！ (5月31日 14時) (レス) id: 8aac2975df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いしだ | 作成日時：2017年6月12日 11時
