09. 勇者の武器は様々 1 ページ1
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ガラガラと勢いよくドアを開ける。
雲一つ無い青い空。
澄み渡った空気。
実に、清々しい朝だ。
『今日はいい日だな、バンビよ！！』
そう口にしたのは、どこぞのオカッパゲジ眉熱血漢ではなく、最強くの一Aちゃんです。おはようございます。
「るせーな、朝っぱらから……」
のろのろと後ろから怠そうに歩いて来た彼は、奈良シカマル(11)。面倒くさがり屋だし口は悪いけど、結構イイ奴☆ 訳あって、少し前から彼の家に住まわせてもらってるの！
『あはは！ バンビ、早くしないと学校遅れちゃうぞぉっ！』
「いや、まだまだ時間あるし……つーかどうしたよ、今日のテンション。いつに増しておかしいぞ」
『もぉっ、失礼なんだからー。ぷっぷくぷー！』
「おかしいっつーかもはや怖ェよ、何なんだよ」
『少女漫画風』
「ぷっぷくぷーとか言わねーだろ、少女漫画。知らねぇけど」
『細かいことはいいのいいの。それよりホラ、行こうよ』
言うこと言うことにバンビからツッコミが飛んでくるが、今はそんなことどうでもいい。
何故なら今日は……
「そんなに楽しみか、演習？」
『もちろん！』
そう、今日は勇者が暗黒大魔王を倒す日なのだ！
カカシさんにビシバシ鍛えられ私は生まれ変わった。演習という授業がある今日こそ、あのイケメンに私の強さを見せつけてやる。ふははは！ 覚悟しておくんだな、サスケよ！
……っと、危ない危ない。可愛らしく少女漫画風に振る舞っていたのに、いつの間にか魔王的なテンションになっていた。違う、私は勇者でサスケが魔王なんだ。
「A、顔がうるせぇ」
『え、何、顔が！？ 顔からなんか鳴ってた！？』
いつの間にか先に歩き出していたバンビの後を小走りで追う。
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リアアカ厨 - 最&高！ (2019年4月3日 18時) (
レス) id: 8a79e93161 (このIDを非表示/違反報告)
いしだ(プロフ) - ミファルさん» わー！ ありがとうございます！ ギャグがちゃんとギャグになっているか不安だったのでとても嬉しいです(*´∨｀* ) (2016年7月7日 23時) (レス) id: f949291a40 (このIDを非表示/違反報告)
ミファル - 読んでいて楽しいです！思わず笑ってしまいました（笑）更新頑張ってください！蔭ながら応援してます！ (2016年7月4日 22時) (レス) id: 88acae9178 (このIDを非表示/違反報告)
いしだ(プロフ) - ミラクさん» 嬉しいです(*´∨｀* ) お転婆でよく暴走しますがこれからも宜しくお願いします(？)！ (2016年7月3日 14時) (レス) id: f949291a40 (このIDを非表示/違反報告)
いしだ(プロフ) - 黒兎さん» ありがとうございますぅう！ 亀更新ですがこれからも頑張って参ります！ (2016年7月3日 14時) (レス) id: f949291a40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いしだ | 作成日時：2015年11月30日 20時
