07. アカデミー生の日常 8 ページ32
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『はぁ……やっぱヘコむなぁ……』
サスケはエリート一族の末裔で、アカデミー１強い。おまけにモテる。
Aはアカデミーに入学したばかりで、つい最近までただの一般人だった。
それらを差し引いたとしても、先ほどの惨敗っぷりは……酷い。私、本当に忍になれるのかな。
鏡に映る自分の情けない顔を眺めて、はぁーっと深い溜息を吐いてから、女子トイレを出てトボトボと廊下を歩く。次の授業が始まるまでまだ時間はあるが、もう戻っておこう。
すると、何処からか数人の女の子がやって来て、Aの目の前に立ち塞がった。
「ちょっとアンタ！ 止まりなさいよっ！」
『えーっと……？ ハイ……？』
言われるがままに立ち止まって彼女達の顔を見てみると、何やら怒っているような様子で。
何かしたかな？と考えていたら、ドンッと肩を押されて転んでしまった。打ったお尻が痛い。何なんだ！ 今日は身体の後面を痛めつけられる日なのか！？
「アンタ、黙って見ていたらサスケくんに馴れ馴れしくして！ 邪魔なのよ！」
「そーよ！ ちょっと可愛いからって、調子乗ってんじゃないわよ！」
『いやー、可愛いだなんて……』
「今の褒めた訳じゃないから！！」
ツンデレ？ なんて呑気に考えていたら、また女の子達にギロッと睨みつけられた。怖い。
前の世界では、男の子にからかわれたりするのはよくある事だったが、女の子にこんな風にされた事はなかったから、少し戸惑ってしまう。乱暴に追い払ったり出来ないし。
「何とか言いなさいよ！」
『えっと、ゴメンナサイ……？』
「気持ちが込もってないわ！！」
「私達のサスケ君に手を出さないで！」
いやいや、気持ちを込めるも何も、思ってないんだから仕方ないじゃないか。何も手出していないし。何で私が謝らないといけないんだ。むしろ彼女達が押してきて転んでしまったんだから謝ってほしいぐらいだ。
理不尽に責められて困り果てていたら、パタパタと誰かが走って来る足音が聞こえてきた。
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シナモン - 最初のカカシ先生とのが凄く好きです‼出来ればカカシ先生と藤咲を増やして欲しいです‼ (8月22日 18時) (
レス) id: 4ae5ef4114 (このIDを非表示/違反報告)
リルル - 主さん銀魂読んでます！？ (7月21日 17時) (レス) @page23 id: bfd3ef8afe (このIDを非表示/違反報告)
rinne - シカマル...w墓穴掘りまくってんなぁwww可愛いけど！ (2018年12月16日 12時) (レス) id: 879285e914 (このIDを非表示/違反報告)
いしだ(プロフ) - ひかりさん» ありがとうございます…！！ 是非最後まで読んでやってください(*´-`*) (2017年5月13日 16時) (レス) id: f949291a40 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり - すっごく面白い！！！ (2017年5月13日 12時) (レス) id: 0e692698e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いしだ | 作成日時：2015年10月27日 23時
