07. アカデミー生の日常 3 ページ27
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「A！ 次の時間、ちゃんとオレを見とけよ！ カッコ良く倒すとこ、見せてやっから！」
「キャンッ！」
Aから少し離れ調子を取り戻したキバは、クルッとこちらを振り返って自信満々にそう言ってのける。赤丸もそれに同調しているようで、可愛い鳴き声が廊下に響いた。
『楽しみにしてるよー！』
そうしてまた何処かへ走って行ってしまったキバの後ろ姿を見ながら頬を緩ませる。
赤丸、可愛かったなぁ……、と暫く余韻に浸った後、自分もそろそろ行こうと歩き出したその時。
『……あれ？』
Aはある事に気がついた。
『何処行けばいいの〜！？』
Aはまだこの学校のことを分かっていない。先程は何処へ行くのか分からなかったが、とりあえず移動している生徒達について行ったら辿り着けるだろうと、そうしていた。……のに、周りにはもうクラスメイトの顔が見当たらない。
「あ、あの……Aちゃん……」
こんな事ならキバについて行けば良かった。と、項垂れていた時、突然後ろから聞こえた小さな か細い声。
少しビクッと肩を揺らしつつ振り返ると、黒髪おかっぱ頭に白い瞳をした可愛らしい女の子が、おどおどと隣の教室の扉の後ろに隠れながらこちらを見ていた。
『わあぁ！』
「お、驚かせてゴメンね……何か困ってるみたいだったから……」
助かった。
Aは安心するあまり、その少女に抱きついた。
『ありがとおぉおう！ 少女よぉおおおぉ！ 助かったよおおぉ！！！』
「わ……！？」
これが日向ヒナタ、この世界に来て初めての女友達との出会いだった。
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シナモン - 最初のカカシ先生とのが凄く好きです‼出来ればカカシ先生と藤咲を増やして欲しいです‼ (8月22日 18時) (
レス) id: 4ae5ef4114 (このIDを非表示/違反報告)
リルル - 主さん銀魂読んでます！？ (7月21日 17時) (レス) @page23 id: bfd3ef8afe (このIDを非表示/違反報告)
rinne - シカマル...w墓穴掘りまくってんなぁwww可愛いけど！ (2018年12月16日 12時) (レス) id: 879285e914 (このIDを非表示/違反報告)
いしだ(プロフ) - ひかりさん» ありがとうございます…！！ 是非最後まで読んでやってください(*´-`*) (2017年5月13日 16時) (レス) id: f949291a40 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり - すっごく面白い！！！ (2017年5月13日 12時) (レス) id: 0e692698e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いしだ | 作成日時：2015年10月27日 23時
