おチビな鴎ガール 2

冒険のち発作 ページ15

大河side

試合前、Aをつれて、室内練習場へ。

いつも、Aは、トレーニング中心の選手、主に荻さんと遊ぶんだけど、今日は早すぎたせいか、誰もいない。

『A。まだ、誰も来てないね』

A『たーくん。いない』

『うん。もうすぐ、くると思うよ。今日はファイターズ戦だから、A楽しみでしょう』

A『うん(^ ^)。ゆーやくんとしょーへいくん、あしょぶ』

すっかり、谷口さん、大谷さんと仲良しだな。ファイターズも試合前は室内練習場来るだろうし。

暫くすると、荻さん、清さん、大地さんもやってきて、いつものように、Aは荻さんの抱っこでトレーニングルームへ。


A『あっ。ゆーやくんだ』

ファイターズのバスが到着して、何人かは室内練習場へやってきた。

雄也『A。久しぶり。元気だった？』

A『うんっ。ゆーやくんは？』

雄也『元気だよ(^ ^)』

翔平『A。抱っこ〜おいで』

A『しょーへいくん。だっこ』

翔平『相変わらず、可愛い〜。A』

荻野『あっ。A、練習の邪魔やない？』

雄也、翔平『あっ、僕らが絡んでるんで、大丈夫っす。』

雄也『今日は、荻野さんと一緒なんですか？』

荻野『ココの担当なんだよ 笑。ベンチは清。球場内はほとんど大地だな』

雄也『笑。そうなんですね。なんか、あんよしてるの見るの新鮮ですね。』

荻野『あっ、確かにね。外ではほとんど、誰かが抱っこしてるからね。大河が万歩計で管理しながら、ここで歩かせてる 笑』

雄也『万歩計 笑。凄いですね。平沢くん』

翔平『なになに？万歩計？』

雄也『Aは、あんまり歩かせられないからね、万歩計で管理してるって話』

翔平『そーなんだ。了解。』

自分の練習も終わり、荻さんと合流するのに、トレーニングルームへいくと、谷口さん、大谷さんと楽しそうに遊んでる、A発見。

『谷口さん、大谷さん、お久しぶりです』

雄也『あっ、平沢くん。楽しく遊んでまーす』

『そろそろ、お二人も球場入りじゃないですか？』

大谷『あっ。もうそんな時間。じゃ、次は球場で』

A『あーー。もっとあしょぶ。にに、きちゃだめよー』

『みんな、練習があるから、またあとで』

大谷『僕も離れたくないよー』

雄也『アホ。さっさといくぞ、A、またあとでね』

A『。。。。。』

寂しそうに見てるA。

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