バンタン総合病院-2-

深い闇-3- ページ3

JK side

わかってるよ…


僕より、ずっと年下で
小さいあの子を無理やり
働かせた



具合悪そう…
そんなん わかってた


でも…
無理させても いつだって
大丈夫だった


今回だって 大丈夫に
決まってる！


それより、イライラした気持ちが
抑えられなかったんだ


ヒョン達は
マンネの僕には、ことの他
甘い



だから…


でも…



変わり果てた姿のあの子


それに、いつもとは違う
ユンギヒョン



ようやく、事の重大さが
わかった



わかったけど…
今更 どうすればいいの？



でも…
あの子は助かってほしい



矛盾してる

気持ちがついていかない…


そう思ったら 急に呼吸が
苦しくなってきた


『ハァハァハァ…んっんっ』



RM「ストップ！！ユンギヒョン
大丈夫か？！グク」


ジニヒョンとナムヒョンが
ストップって、割って
入ってくれた


たかが、過呼吸なのに
こんなに苦しい…


それに、ヒョン達は
こんなに心配してくれる


あの子はもっともっと
ツラい思いしていたのに、誰も
心配なんてしてやってなかったのに


YG「…わかった
話はここまでだな。
あとは放っておいて
グクの介抱は頼むね…」


そういって
ユンギヒョンは、リビングから
出て行ってしまった…



なんとかしなきゃ…
変わらなきゃ…



でも、拒絶されるのは怖い



どうしたらいいんだろう



ポフッ



JN「グク…みんな思ってることは
同じだよ だから、今は落ち着いて」



そういって、僕の頭に
手をのせた ジニヒョン



RM「まずは、ヒョン達が
変わらなきゃ…な」




ヒョン達…


横を向くと クオズヒョンも
下を向いたまま



まずは、ヒョン達って



いつだって
ヒョン達は、マンネラインを
守ってくれてる



今回だって
Aのこと…



ズルい？！とは思うけど
少し静観する事にした

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