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YR side


ずっと、私の言葉通り
輝き続けてくれた Aに
早く会いたい


時折、心配だった
Aは、私の為なら
多少の無理をしてでも頑張る子


それは、デビュー前のクラス編成の
試験でもそうだった


足を痛めてるのに、無理どころか
最大のパフォーマンスをやってのけて
私についてきた



風邪をひいても、いつも
気付くのは私



だから、テレビの中で元気に踊ってる
Aを見て、安心してた…



だけど、急に バンタン7人の活動
になって…その理由は公式にも
発表されず、そして、ジンオッパからの
電話…そりゃ、なんかあると思うのが普通。


こちとら、鈍いAじゃないんだよ
わかるっつーの…。


病院に着くまで、元気なAを
見るまで、心がざわついて 収まらない



それに、会わせたくなさそうな
オッパ達…



病院についても、まだマゴマゴしてる
オッパ達を一喝して、部屋まで
案内させた



JK『…ヌナ 涙』



いきなり、泣き出した
ジョングク


うん。確かに 君は
泣き虫だったけど、いきなりって



JK「ヌナ…僕、ヌナじゃないから
Aの事、止めれなかった」



ジョングクが、ベッド脇を
そっと、よけると、ベッドに
横たわる Aの姿



『A…なの?』


あんなに可愛かった A
なんで、こんな…



A「…おんに ?」



ガサガサ


JK「あー。だから、酸素マスクは
とらないで 苦しくなるから…」



マスクを取ろうとして 出した
手は、点滴の跡で、真っ黒…
それに、細過ぎる



『A…あんたって子は
こんなになるまで…涙』



A「…おんに。なかないで ハァハァ
ほめて…が…んば…った」


JK「A、もう しゃべんな」


『わかってるよ…Aは頑張ったよ』


頭を撫でてあげると、今度はスーッて
目をつぶった A



途端に、心電図が
鳴り響く



どうしたって言うの?
やっと、Aに会えたのに

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桜桃(プロフ) - ゆーさん» ありがとうございます!たまに、息抜きにババーッと描きたくなるんで、最後はどうやって終わらせようって悩む事が多いのですが、それでも、ゆーさんみたいに私の作品を良かったと言ってくれる人がいるので頑張れてます! (8月3日 18時) (レス) id: 905d7f2212 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - めちゃくちゃいい話でした!桜桃さんの作品いつも見てます!これからも頑張ってください😊 (8月3日 18時) (レス) id: b892196b06 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜桃 | 作成日時:2023年7月19日 18時

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