闇は続くよどこまでも

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JK side

リハの前日から、入院して
体調を少しでも戻す作戦に出た


とはいっても、強い薬らしくて
その薬が切れると、また苦しむらしい


リハの２日後、本番まで
また入院して、というのが
今回の入院計画


まぁ…家にいても
弱って行くばかりだから
仕事と引き換えでも、病院に
入院させられたのは
良かったんだろう


リハの当日、振り合わせには
Aは来ない


リハのみ参加する事になってる


JH「A、振り合わせこないって
どうなってんの？間違えたら
ただじゃおかないから」


JM「あ、きた！」

TH「ねぇ、合わせなくて
平気なの？間違えたらどうすんの」


A「大丈夫です。ギリギリまで
練習してきたんで！」


はぁ？！どういう事よ

チラッと マネヒョンをみると
小さくため息ついちゃってる


あいつ、なんかやったな…


『マネヒョン、なにがあったの？』


コソッと近づいて 耳打ちをした


MG「あいつさー、点滴ぶら下げて
踊ってやがった」


はぁー？！

何なの？！


『で、体調は？！』


MG「まぁ、点滴のおかげも
あるけど、絶好調らしい」


そりゃ、今まで 重だるい身体で
踊ってた訳だから、絶好調だろうよ


MG「今まで、なんもしてこなかったから
薬の効きもいいんじゃないか？」



で、リハが始まると

今まで以上に、ハードな
パフォーマンス。


こっちがついてくの必死だってば


A「グク！身体が軽い！！
超楽しいー！！」


良かった！久々に笑ってる


でも、良かったのは
ここまで。


病院に戻る車の中で、薬が
切れたのか、辛そう


『A、大丈夫か？』


A「ん…」


さっきと比べて、体もどんどん
熱くなってきた


『マネヒョン…A 熱出てきた
それも、だいぶ高そう それに
吐き気もありそう』


MG「グク、安全運転で急ぐから
Aを頼む」


だんだん、顔色が悪くなる
Aを見ているのも だいぶ堪える


病院に到着後
すぐに、Drの処置が施された


Dr「これが、強い薬の
見返りです…。今日は、本人も
だいぶ辛いと思うので 誰か
ついててあげる事できますか？」



迷わず、俺は
残る事を決めた

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