命の灯火 ページ5
JMside
処置室の外で待つこと30分…
ようやく、グガとユンギヒョン
が出てきた。
『Aは？どうなの？』
YG『落ち着け！ジミナ』
JK『今回は ちょっと ヤバかったよ
すぐに挿管して、鎮静させてるけど…
意識が戻ってから 今後の事は考えよう』
『…A。。。。』
YG『とりあえず病室に移す前に
会ってやって。意識はないけど…』
2人に連れられて、処置室へ入ると
挿管され、色々な機械に繋がれた
Aの姿が目に飛び込んで来た…
JK『尋常じゃない汗かいてたから
病衣に着替えさせたよ…だいぶ
苦しんだんだと思う…』
YG『…エコーで見るかぎり
だいぶ悪化してる…。
とりあえず 今回は何とか持たせだけど…
次の発作が起きても
同じ様に助けられるとは言えない…』
2人も、いや2人だから Aの状態が
悪いことがよく分かってるんだろうな…
JK『でも、なんで？昨日の状態なら
薬で発作も押さえられたはずなのに…。
薬は使ってなかったみたいだし…』
YG『安静に、させてなかったのか？
A本人だって わかってるだろうに…』
いつもは、冷静な2人から
責めるような言葉…
『朝から ちょっと具合悪そうで…
とにかく安静に、何かあったら
すぐ、ミン家に連絡する様に言って
仕事に向かったんだ…
俺が ちゃんと朝から 連絡していれば
こんな事にならなかったのに…。』
YG『安静に出来ない理由が
あったのか？！』
『サランが…』
JK『サラン？』
『多分 サランがAの事…』
憶測ではあったけど
帰ってきた時の状況や
兄弟の会話を2人に話した
YG『そう言うことか…
仮病…な』
JK『仮病って…診察しなくたって
Aと一緒に生活してりゃ わかるだろ』
兄弟でもない、ミン家の2人が
こんなに心配してくれてるのに…
実の兄弟達は、仮病って
心配もしない…
Aの、命は
いつ消えても おかしくない…
ってのに
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 281人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜桃
| 作成日時：2023年5月13日 22時
