いつか想いが叶うまで…-2- (ページ11)

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診療計画ページ11

JNside

長男として、まずはじめに
移植ネットワークに登録した…。

これから、長い長い順番を待つことになる。

それまで、頑張ってくれよ！A。

今まで、Aの病状など
知る由もなかった…。

いや、知ろうとしなかった…。

ユンギとグクに、
病状を聞いて
自分を責めることしか出来なかった…。

YG『ジニヒョン、Aはもう
普通の生活をさせられない
歩く事も心臓に負担がかかるし
ちょっとした風邪さえも、命取りになる…』

JK『出来れば、移植できる日まで
入院生活するのが、安全だと思うけどね…』

JM『ジニヒョン、入院させとこう。
家へ連れて帰って万が一の事があったら…』

『そうだな。でも、Aの気持ちを
尊重しながら、慎重に決めていこう
ストレスも発作を誘発させちゃうから…』

YG『確かにな…。
俺やグガもできる限りの事はするから
何でも言って』

『ありがとう。ユンギ、グガ』

Aに、絶対移植を受けさせるんだ！

そして、今まで辛い思いした分幸せにしてやりたい

他の兄弟も、話せばきちんとわかってくれるはずだ

ジミナと2人になった時に
他の兄弟にも話したいと伝えた…。

JM『ジニヒョン！
ホビヒョンやナムヒョンは
サランの味方だよ！わかるはずないじゃん』

『ジミナ！ホソガやナムジュン
テヒョンやサランだって
兄弟だよ。知らなかったから
Aの心配しなかっただけで
ちゃんと話せばわかってくれるよ』

JM『そうかな？！熱があったり
顔色悪かったり食欲なかったり…
そんな時だってあんな扱いしたのに？』

『こんなに、重い病気だなんて
知らなかったからだよ…
実際、僕だってそうだし…』

JM『…』

『とにかく、僕に任せて！』

JM『わかった…でも、本当に注意してっ！』

『わかった！慎重に進めるから！』

シブシブ、俺に任せてくれた、ジミナ

絶対、僕ら兄弟で
何とか、してやるんだ！！