幸せになるために… 2

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JN side


Aに付き添って、ジョングガを
連れて、救急車に乗り込んだ


酸素マスクをつけられても
苦しそうな、Aの手をグガに握らせ
僕は僕で、声をかけ続ける…


『A〜、すぐに病院つくからね
頑張って！！』


お腹が痛むのか、時折
眉間にシワを寄せ 辛そう…


この状態、素人の俺が見ても、
妊娠が継続出来る状態…ではない


多分…お産になるだろう



案の定、到着して、
処置室の前で 数分待つと
医師から、告げられたのは
緊急帝王切開の為の同意書の
サインの話。



既に、Aの身体はお産が始まっていて
大量の血液が流れているように
見えたのは、破水してしまったから
なんだと…



外部からの衝撃によって
産気づいたのではなく
母体が強いストレスを受けた為
急激にお産が進んだらしい…


『先生、赤ちゃんは？
無事に生まれてくるんですよね』



医師「まだ、なんとも…
来週から、９ヶ月になるところ
ですし、そもそも、妊娠初期に
母体の栄養不足で胎児が小さい。
産まれてみないと何とも…。」



そんな…



それに…
母体がだいぶ衰弱していて
危険な状態なんだと、
医師は付け加えて言った



その言葉を聞いた瞬間
グガは、声をあげて泣き
サインは、結局、僕が書いた


医師が手術室に入ると同時に
手術中のランプが点灯し
手術が始まったと同時に
他のメンバーが到着した




メンバーは口々に、Aの様子を
聞くけど、その傍でいきなり
バタって…



YG「おい！クガッ」



流石に、耐えられなくなったんだろう


グクが、強い過呼吸を起こして
倒れ込んだ…。


そりゃそうだよ
子供の心配とAの心配
それに…守れなかった罪悪感から
身体が悲鳴をあげたんだろう…



子供が無事産まれるのか…
手術室の前で待つのは、クオズ
クサズに任せて、僕とユンギは
グガに付き添うことにした…



YG「…涙。ヒョン…なんで
Aばっか、こんな辛い思い
しなきゃなんねーの？！
それに…グガだって…」


弟達がいなくなった側から
弱音をぶつける ユンギ


わかるよ…
僕だって、なんで…どうしてって
思ってる…。




どうか…2人とも
助かってほしい…



今は祈るしか出来ない



RM「ヒョン…産まれました…。」



子供が生まれたのに
浮かない顔のナムジュナ



『無事なの？！』

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