幸せになるために… 2

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A side


久々の現場復帰！！

大好きなメイクの仕事

お腹の子も既に、７ヶ月に入ってて
すっかり、安定期


それでも、念には念をいれて
傍目からはわからないように
オーバーサイズのパーカーと
デニムを纏うと、もともと
体の小さい私は、妊婦とは
わからない


グクは、逆に
妊婦って、わかんないと
危ないって、側から離れない
番犬ぶり



それでも、メンバーのオッパ達の
助けもあって、無事に毎日を過ごしてる


そんな生活が２ヶ月続くと
ちょっとした事で どっこいしょ
よっこらしょ…って、ちょっと大変



でも…メイクの仕事は
楽しくて、気持ち的にも油断してたのかも
しれない…




JK「ねぇ…わかってる？
もう、９ヶ月だよ。そろそろ
産休にはいってよ〜
心配で、禿げそう…」



YG「そうだな…そろそろ
無理しない方がいいんじゃないか？」



この頃になると、他のオッパ達も
無理すんなとか、産休にはいれ…って
心配を口にしてくれてる


『んー…。』



JM「どうしたの？A』



『ちょっと動いただけでも、お腹
張っちゃって…イテテ』



どれ？って、お腹に手を当てる
ジミンオッパ



JM「A…カチカチだけど…
これ、まずいんじゃない？」



JN「ねぇ ちょっと…無理
しすぎじゃないの？」



次々に、お腹を触っては
心配の言葉を口にする オッパ達



そんな姿を、○○に
見られてるなんて…思いもよらなかった



いつものように、撮影に行くのを
見送って、終わるのを待っていると


聞いたことのある声で
呼び止められた




ジス「私の事 忘れた？！」



え…ジスオンニ



あの恐怖が甦る



それよりも、ジスオンニのお腹の
大きさに目を奪われた



『オンニ…お腹…。』



ジス「そうよ。妊娠してるの
あなたもよね？奇遇ね」


そう言いながら、オンニは
手を引き、昔やられたように
使ってなさそうな部屋へと
連れて行かれた



SR「あら…A。久しぶり」



やばい…サランオンニまで
咄嗟に、私の中で危険を知らせる
警報が鳴り響く



SR「あれから、私たち
仕事もなくて、大変な生活なのよ
ジスなんて 妊娠してるのに
病院もまともにいけなくて…
ぜーんぶ あんたのせいだから」



ジス「ほんとよ…おんなじグクの子なのに
私の子は、蔑ろにされて、あんたさえ
いなけりゃ！！」



…グクの子？！なの

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