おチビな鴎ガール

鴨川キャンプ ページ33

益田side


シーズンも終了すると、恒例の鴨川キャンプ。Aは、鴨川では、だいたいブルペンで隔離。
(お外でウロウロは危ないからね by 大地)

『A。寒くない？』

A『だいじょぶ〜。』

『なおくん、ちょっと練習するから、そこで待っててね』

A『あーーい』


暫く投げ込んで、フッとさっきまでAが居た場所をみると、おらん！！
サーっと血の気が引いた。

『Aっ。Aっ』

あちこち、見回すと、あっおった。

若手の投手らに囲まれて、挙動不審になっとるわ。

『おいおい。A怯えてるぞ』

若手『だって、可愛いから、僕らも絡みたいっす』

『A、人見知り激しいねん。Aおいで』

Aは、慌てて俺のとこに来て、抱きついた。

A『なおくーーーん 』

『怖くないよ。みーんなロッテの選手だからね』

といいながらも、優越感に浸る俺。若手の奴らは、羨ましそうに見てるし〜。


佐々木『先輩方が独占しすぎですよ〜。1軍に行っても、大地さんや、荻さんにベッタリで』

酒井『そうそう。そうですよ』

有吉『俺、かなり1軍にいるんですけど、ガード固すぎです』

『お前らにはまだ、早いんじゃ〜。俺かて、投手だから、大地より遅れをとってんねん。こんな時ぐらいAを独占せんとな』



ブラック益田降臨中のブルペンでした(^ ^)


佐々木『あんな益田さんみたことないわ』
酒井『大河に頼んで、仲良くなろっと』

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