おチビな鴎ガール

荒波翔 ページ25

荻野side

交流戦真っ只中、今日の相手はベイスターズ☆

交流戦の間はマスコットも増えるし、Aも嬉しそう。

『Aお散歩する？』

A『しゅる♡♡』

可愛いっっ(^ ^)。最近は、翔と嵩が可愛いお洋服を着させたり、髪の毛を可愛く結んだりしてるから、尚更可愛いっっ♡

でも、可愛いAをベイスターズにいる、翔に見せたくてお散歩に誘った(^ ^)


翔『あっ、荻。元気だった？って、いうか、いつ子供できた？笑』

『えっ？知らんかったん。笑』

翔『って、ほんとは？誰の子？』

『うちの、大河の妹やねん。可愛いやろ(^ ^)』

翔『荻が、そんなにデレデレになるとはなぁ。でも、わかるわ。めっちゃ可愛いわ。抱かせてよ』

『この子人見知りやん、知らない人みるとこうなるん。』

Aは、俺の胸に頭をつけて、グリグリしてるf^_^;)。

翔『荻には、懐いてるんだな。』

『いつも、一緒だから。ずーっと抱っこだしね』

翔『抱っこ♡甘えん坊なんだね』

『いや、歩かせられへんくてねf^_^;)。持病があるから、まぁ、そうじゃなくてもみんな抱っこしたくて取り合いだけど』

翔『笑。俺も抱きたい(^ ^)。A抱っこおいで〜♡』

Aは、チラッとみるけど、なかなか行かない。

『A、抱っこしてもらったら？ベイスターズのハムちゃんとも仲良くなれるかもよ』

A『ハムちゃん？？しゅき』

翔『スターマン、仲良しだよ。遊びに行ってみる？』

そういうと、手を広げて翔の方へ。

翔『な、なに、この感触。やベー。もう、離したくないんだけど♡A可愛い〜♡』

翔、顔ヤバいことなっとるわ。

そのまま、ベイスターズベンチに連れてっちゃった。スターマンもやってきて、ベンチでワチャワチャしてるみたい。放置された俺、、、。

と、後ろのベンチから、視線を感じて振り返ると選手達が睨んでる。

清『荻、取り返してこいっっっ。俺のA。』

大地『荻さん、敵に宝物渡さないでください』

田村『うちの、大事な子なんですから、取り返してきてくださいよー』

その他も口々に、返してもらってこい的な内容を俺にぶつけてくる。

暫くすると、翔が連れて戻ってきた。

Aは、スターマンにもらったらしく、ハムスターの耳のカチューシャつけて、上機嫌。

翔『うちの、ベンチでも大騒ぎだよ。たまに、貸してよ〜って、ロッテベンチ怖いわ。みんな睨んでるし』

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