BTS総合病院 6

自分を守れ-4- ページ8

YGside

食卓について、飯がたべれない
テヒョンを見て すぐに気づいた


あぁ、こいつ 我慢してるなって

マンネライン達は、我慢するのが
好きなのか、自分の体を酷使する


自分の体はきちんと、自分で守って
もらいたいと思うから きつく言うのは
自分の役目だと思ってる


慌てて 部屋に逃げ帰った
テヒョンを追いかけて 診てやる事は
簡単だけど、少し静観する

ジニヒョンとホソガが３人の様子を、
見に行ったと同時に、ユンギヤきてーって


のっそり起き上がって
その声がどちらの部屋から聞こえたのか
考える事もなく テヒョンのいる部屋を
あける


JN「テヒョンアが、凄い熱なんだ」


『だろうな…』


JN「ヤー ユンギヤ。気づいてたなら
ちゃんと診てやってよ」


ジニヒョンにせかされて
テヒョンを見ると、まぁ 想像通り


熱は高いし、吐き気もあるのか
背中は波打ってる 余程我慢したのか
寂しそうに手を出してくるし


その手をパシッと払って
一喝！

『テヒョン、具合悪くないって、
部屋戻ったのは 誰だ？』


TH「ハァハァ んっんっ 泣
ごめんなさ…ンッンッ」


泣きながら それでも辛いのか
すがりついてくる テヒョン


『テヒョン、辛いのは自分だぞ、
お前の体はお前が守らなきゃダメだ
まして、辛いのに大丈夫って、
お前はバカか？』


JN「もう、その辺にしてやって
あんまり泣かすと発作も怖いし」


『とりあえず点滴。ほら腕出せ』


こんな状況では、嫌がる事も
出来ず 涙をボロボロ流して
腕を出してる


怖いのか、その腕はフルフルと
小刻みに震えてるし


流石にいじめ過ぎたな…

『痛くないようにするから』

そう言って スッと針を刺す


『テヒョン、これに薬もいれてあるから、
少し眠れば 楽になってくるから
ゆっくり休め』


TH「…ひょん。一緒に…」


一緒に寝てってことか
どんだけ、我慢して1人で頑張ってんだよ


『ん。いいよ。ここにいてやるから
ゆっくり休め』


安心したのか 夢の中に消えてった
テヒョン


いくら医者でも 処置が遅れると
悪化したり、命の危険もある。

だから、我慢して欲しくない

体をもっと大事にしてくれ…



自分を守れ(完)


あとがき☆

umさんの、妹ちゃんやグクが体調が悪い中でテテが体調不良を隠すお話、悪化してしまってシュガやジンに怒られながらも優しく治療してもらう感じのお話
のリクエストを基に作成しました。


それではまた、
次のお話で


桜桃

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