BTS総合病院 6

絶対安静-3- ページ3

JHside


腕には 点滴、それも持続で

顔には 酸素マスク


おまけに 尿管までつけられて

完全に寝たきり…


可哀想に…



『A、痛いとこない？』


首をフルフルふってる


A「おっぱ だっこぉ〜泣」


寂しいのか、抱っこって泣いてるし…

いつもなら抱っこしてあげるんだけど
管があちこちから出てて、ちょっと
厳しいかな…


『ごめん、A。管が邪魔で
抱っこ無理なの…そのかわり
ずーっと手を繋いで そばにいるから」


A「おっぱぁ だっこぉ
…ったい あーーん」



可哀想に…だいぶ退行しちゃってる


いつもは、こんなにグズらないのに
余程具合が悪いのか、グズグズのA


A「お…ばぁー ヒック 泣」


『A〜 もう泣かないよ
苦しくなるからね 』


それでも、抱っこ抱っこと手を出してくる


YG「ホソガ 抱っこしてやれ
管は、取れたら取れたでいいから」


ユンギヒョン
結局、Aには甘いんだから…笑


『おいで…』


Aを、そっと抱き上げて
ユラユラ揺らしてやると、
あんなにぐずってたのに、スーッと
寝ちゃった。


YG「痛いし 辛いしで退行酷かった
もんな、身体にも良くないから、少し
くらいは…な」



さて…寝たから
ベッドに寝かせようと思っても
降ろすと、フガフガとぐずりだす


こりゃ、相当厳しいぞ


JN「ホソガ〜 腰平気？笑」


ジニヒョン…笑ってるし


JH「キツイですよ〜でも、せっかく
寝れてるのに、降ろしたら起きちゃう」


JN「んっ。そうだね。でも、可愛いねぇ
まるで、赤ん坊みたい」

クンクン匂い嗅いでる ジニヒョン

JN「赤ちゃんの匂いする…笑」


A「ふぇん…泣 お…ばぁ」


JH「あー、ジニヒョン
起きちゃったよー！A〜大丈夫だよ」

トントン サスサス


JN「A、じんおっぱが抱っこしようか」


A「や。ほび…おっぱがいい」

離れたくないって言うように
ギューッてしがみついてくる


JN「やっぱさ、こんな時は
我が家の希望には かなわないよ」


笑いながら手をひらひらさせて
リビングに戻っていった ジニヒョン


それから、何日か経って ユンギヒョンの
絶対安静も解除になったけど
いまだ、離れない A 笑


まぁ、可愛いからいいんだけど
みんなからの、ズルいって言う
視線が痛いよ 笑笑笑


絶対安静(完)

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