疲労蓄積-9- ページ39
JNside
救急車で、病院に到着して
そのまま、自分が処置室を借りて
診察を始めた。
生気の感じられない表情
何があったの…A…。
わかっているのは、食事はいっさい
水分さえも摂れていないということ
すぐに輸液を体に流し込む
それだけじゃ足りないか…
そもそも、栄養剤のドリンクを
処方されていて、それを摂取
出来ていないということは
既に、体の栄養は足りていないと
思われる…
鼻からチューブを通すしかないか…
今まで何度も鼻管は躊躇してきた
食べたくない Aが鼻管からの
栄養に頼ってしまったら、
そこから、抜け出すのは、厳しいものと
なる事が容易に想像できたから…
でも今は、背に腹は変えられない…
PHSで、ホソクに連絡すると
丁度手が空いてて、すぐに来てくれた
JH『ヒョン、身体は？大丈夫なの？」
『平気！そんなことより…』
JH「…ヒョン。落ち着いて。Aの事となると、ヒョンは見境なくなる！！」
『…んなの、当たり前だろ！ホソガだって、わかってるだろ！もう、あんなAの姿 見たくなかったのに…今のAの姿。あの時に重なって…怖いんだよ！！』
あの時…それは、ヒョンラインしか
知らない、Aの事…。
当時2歳だった Aの事を
育児放棄していた母親。
同性だから、愛せない！！
それが育児放棄の理由。
そして、その母親は死んだ…と言うことに
なってる…理由は、テヒョン ジミン
グクは母親が大好きだし、母親も
事のほか この３人ばかりを可愛がって
いたから…。
育児放棄した母親のせいで
Aは、一度死にかけた…。
その時のAを部屋の片隅で
見つけた時、血の気が引いた…
小さい身体で、タオルケットの端を
ミルクがわりに チュッチュと吸って
空腹を紛らわし、その目には
正気がなかった
極度の栄養失調で
何ヶ月も入院した A。
食べる事を諦め、
怒られる事を極度に嫌い
耳を塞ぐ。時には、気を失って
しまうことさえあった。
根気よく Aに
愛される事を教えてきた
最近は、だいぶ良くなってきてたけど
我慢と食事だけは、もう少しかな？って
感じだったのに…。
なんで、その時の目をしているの？
Aっ…
おっぱを忘れちゃったの？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 881人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちひろ(プロフ) - リクエストしたお話、書いていただきありがとうございました！これからも主様のお話、楽しみにしてます^^* (2021年9月19日 17時) (
レス) id: a0d8b36dd6 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 主様こんにちは！続き気になります！すいません。番外編でも良いのでやってほしいお話があるんですが、みぃが高校生ぐらいになった未来の話を見てみたいです。どのような設定かは主様にお任せしたいです。ほんとに私の我儘ですいません。主様の投稿楽しみにしてます！ (2021年9月19日 11時) (レス) id: 54bf1e35f8 (このIDを非表示/違反報告)
starryskyoct6y(プロフ) - 続き気になります！いつも更新楽しみにしてます！ (2021年9月19日 11時) (レス) id: a04a152ead (このIDを非表示/違反報告)
休日.997(プロフ) - 更新ありがとうございます！続き気になります！！これからも大変かと思いますが、更新頑張って下さい！！ (2021年9月19日 10時) (レス) id: 5ee4f4580f (このIDを非表示/違反報告)
アンジュ(プロフ) - 更新いつも楽しみにしています！疲労蓄積の続きを見たいです更新頑張ってください (2021年9月19日 10時) (レス) id: 735d191e68 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜桃
| 作成日時：2021年9月7日 18時
