おチビな鴎ガール 4

挨拶がわりの悪戯…。 ページ3

岡side


マリーンズに来て、すぐにスタメンで起用された。


そして、すぐに古巣ファイターズとの試合の為 北海道へ…。


最近まで、北海道へいたのに…だいぶ前のことのようだ…。



釧路と帯広での試合！！
懐かしい顔ぶれに挨拶でもして来ないとな〜♬



A『おかしゃーん！あっこ』


大河に抱かれて、Aがやってきた。大好きな荻野さんがいないせいか、なんだかとっても懐かれている。



と、ここで少しイタズラを思いついた…。
ロッテで楽しくやってますよーアピールでもしとくか…。



『Aはさ、マリーンズ好きだよね。もちろん！』


A『あいっ！！』


『じゃさ、ファイターズの人がおいでーって言っても行っちゃダメだよ！』


A『はりゅくんも？たいしょーも だめ？』


『遥輝も大将もファイターズだからね。マリーンズ負けちゃうから 行っちゃダメー』


A『ゆーやくんは？』



『うーん。雄也は 千葉にいるから いいよ』


A『…わかったー』



雄也は？と半ベソかき始めた Aに慌てて雄也のみOK出した。どんだけ、ファイターズと雄也が好きなのか。



Aを抱っこして、ファイターズベンチへ。



中田『…おっ、気がきくなぁ〜 Aおいでー』


A『んーん。いかない』


西川『大将〜♬ やっぱ、ここは俺の出番やろ。Aおいでー』


A『…。んーん。いかない』


一瞬迷ったけど、遥輝の誘いも断ってる。


中島『ん？どうしたの？A？』



泣きそうになってるとこに、優しく問いかける 卓さん… だめだわ、これ 女子イチコロのやつだ…。



A『…うっ。うっ。たくしゃーん』



あーあ。やっぱりね〜。


中島『どうしたと？A。泣いたら苦しくなるよ〜』


A『うっ。クスン。マリーンジュ まけちゃうから、がまんなの…。』



遥輝『岡さん…。何か Aに吹き込みましたね〜』



『ごめんね。A。ファイターズとも仲良くしていいよ』


そういうと、涙をウルウルさせて、抱っこされ 上目遣いで いいの？と聞いてくる A。



可愛すぎだわ！遥輝や卓さんに渡したくないが…。この2人に加え 大将まで 目がマジだ！




古巣へ ほんの挨拶のつもりが…。

Aの事は、洒落にならないことを 敵になり 初めて痛感した…

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