思春期 全松 ページ39
私は思春期真っ只中の15歳だ。
そして、兄達は今だニートの20代だ。
私はよくそのニート達の被害にあっている。
今日学校から帰ってくると、カラ松兄さんが「お帰りA…。15歳(fifteen)A…！15の夜のA…！！」と言って抱きついてくる。ウザイ。
二階にあがる階段でトド松兄さんに会う。「ねぇA。今から女の子と遊びに行くんだけど今女の子の間では何が流行ってるの？」トド松兄さんが私に話しかける時は、大体自分の事の相談だ。しかとして二階に行く。
二階の自分の部屋に行くとおそ松兄さんがいた。「お前、日記には普通好きな男の子の名前とか書くもんだろ。つまんねーの」とかほざきやがった。全力で蹴って、部屋に置いていたゴキブリスプレーを顔面にふりつけた。ゴキブリのような足の速さで逃げられた。
着替えて一階におりると、今度はチョロ松兄さんがいた。「お帰りA」と言いながら【自意識とは】という本を読んでいた。「あ！そうそう聞いてよA！！今日さニャーちゃんのLIVEに行ったら最前列から三番目の列だったのにも関わらずニャーちゃんと目があったんだよ！！ニャーちゃんと！！凄くない！？凄いよね！？凄いんだよ！！いや〜！やっぱり最終回で会えて良かったよ〜！！あれで僕の言覚えてくれただろうし、今日のあれも絶対僕の事見てたもん〜！嬉しいな〜！もう死んでもいいとおりこしてり輪廻の輪に入って産まれかわってもいいよ〜！！わかるでしょ！？わかるよね！？ほらわかるんじゃん！！ね〜！！あとそれから〜…」こうなるとチョロ松兄さんは止まらない。マシンガントークを聞き流しながらスマホをいじっていた。
三時間後、チョロ松兄さんの話も終わり自分の部屋に戻ると、十四松兄さんと一松兄さんが遊んでた。私の下着をかぶりながら。十四松兄さんはパンツ、一松兄さんはブラだった。「ふはははははははは！！！パンツのちょっと黄色いところビーム！！」「喰らってたまるか〜こっちもお っぱい小さいブラジャーミサイル〜」「ぐはぁ！！！中々やりまんなぁ一松はん！！」「十四松はんこそえがったで〜」「「HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA」」
殺そ。
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作者名：梨松 | 作成日時：2016年6月14日 19時
