迷子? 全松 ページ37
松野君達に会いに行った。
家には誰もいなかった。
全員いないなんて珍しいと思いながら帰った。
すると、帰り道に誰かはわからないけど、松野君を見つけた。
路地裏に入っていった。
追って行くと、激しい頭痛に襲われた。
思わず座りこんでしまった。
段々と頭痛がおさまってきたので、目をあけた。
路地裏を出ると、変な所にいた。
道を歩いていくと、標識の文字が変だった。
漢字がくっついたような文字だった。
変に思って、スマホで調べるとスマホは正常だった。
しかし、位置がおかしい。マップの中の私は海に沈んでいた。
確実におかしい。取り敢えずトド松君にLINEを送ると、すぐ返信がきた。
「そこからうごかないで」とずいぶん急いだように返ってきた。
動くなと言われたので待っていたら、警察っぽい人に話しかけられた。
最初は変な言葉で話しかけられて困っていたら、警察っぽい人がいきなり「どこきた?」と聞いてきた。どこからきたかな?と思い、『東京…』と答えると、警察っぽいひとが携帯を取り出して、さっきの変な言葉で喋りだした。
ちょうどその時、松野君が全員きた。
おそ松君が警察っぽい人にさっきの言葉で話しかけていた。私はカラ松君に押し込まれるように車に乗せられた。
車は三列に別れてる大きな車で、その真ん中の列で一松君と十四松君の間に座らされた。
そして話し終えたおそ松君が戻ってくると、チョロ松君がすぐ車をだした。
一松君に何が起こっているのか聞こうとしたら、悟られたのか「黙ってろ」と言われた。
一時間ほどしただろうか。後ろに座っていたトド松君が私にこう言った。
「…今からAちゃんが知ってるところに出るけど、違うところだから。騙されないでね。…下、向いといてね。」
すると、本当に私が知ってる道に出た。しかし、違うところならしい。私はすぐに下を向いた。すると、「声出しちゃダメだよ」と十四松君に言われた。
そして、気づけば自分の部屋にいた。日付けは明日になっていた。
夢だったのかなと思いスマホを取ると、トド松君に送ったLINEが残っていた。
松野君達にお礼を言おうと思ってLINEで『昨日は助けてくれて有難う』と送ると、既読がついた。しなかなか返信がかえってこない。どうしたのかなと思っていると、「昨日ってAちゃんと会ってないよ?」と返ってきた。返信しようとしたら「わすれろ」と返ってきた。
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作者名:梨松 | 作成日時:2016年6月14日 19時