ステップブラザーズ3

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剛典side




仕事していると、HIROさんから連絡





HIROさん樹が家に来た。
樹が落ち着くまで様子を見よう。





樹がHIROさんの家！？

学校行かなかったのか…






撮影を終えて事務所に行くと

直人さんから呼び出し…






人「何があったの？」





「いやぁ、俺も疲れてたのか

大人気ないことしちゃって…」






人「なるほどね。それで樹はHIROさん…」






「俺、怒られるのかな…」





人「怒られはしないでしょ…

ただ樹とこのままで良いの？」





「良くないですよ

でも、本格的に樹に嫌われちゃって

頭触ろうとしても、逃げられて

腕を掴んだら振り払われた…

樹にそんな事されたの初めて」







人「そりゃ、嫌いって言ったらなぁ…笑」






「あぁもう！わかんない…」





臣「なぁ、離れて」





人「問題児兄弟が来た」





臣「壱馬マジで。俺仕事だから」




人「壱馬！樹が岩ちゃんと喧嘩しちゃって

HIROさんの所にいるんだって」






臣「それマジ？」






「はい…」






臣「じゃあ、樹は今頃泣いてるか

落ち込んでるんじゃない？」






壱「…」







臣「壱馬、行けるか？」





壱「ｺｸｯ」





臣「じゃあよろしく」





人「臣〜上手く利用してるだろ笑」






臣「マジで離れねぇんだもん。鬱陶しい」






人「これこれ」






「樹、壱馬の事好きだから

めちゃくちゃ助かる。本当にありがとう」






臣「まだ何もしてないだろ笑」






人「岩ちゃんはどうするのか

ちゃんと考えなよ？」






「はい…」





仕事を終えて、メンバーと

スタジオでゆったりしてた






人「どーすんの？」






「迎えに行ってきます」






人「それが良いよ」






ｶﾞﾁｬ





HI「お疲れ様」






「HIROさんっ…お疲れ様です」






HIROさんの背後に隠れてる

壱馬と更にその背後には樹







「樹…帰ろう？」






樹の側に行って、手を差し伸べる






樹「…」






HI「樹どうするの？

俺も岩ちゃんも帰っちゃうよ」






そう言われて、HIROさんの背中に

しがみついた樹






「樹、俺と帰ろうよ」





樹「ﾌﾙﾌﾙ」






下を向いて、首を振るだけの樹





HI「壱馬、樹の事見ててくれてありがとう

今日はもう臣と帰りな？」






壱馬は黙って、臣さんの方に行くけど

樹はHIROさんにひっついたまま









「樹、帰るよ」





樹…

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