ステップブラザーズ3

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HIROside



今日はステップブラザーズの事を

ランペのメンバーに伝える日




部屋には緊張してる皆がいる





「じゃあそろそろ話そうかな…

とりあえず、ステップの子達は

ここで話聞いてられる？」







人「不安そうだし、辞めておきますか？」





「じゃあ、隣の部屋で待ってて」





彰吾、壱馬、北人、翔吾、樹、慎の

6人が部屋を出て行ってから

1人1人の事情を話し始めた






「まずは、慎。

両親が離婚した後、再婚したんだけど

慎の父親は再婚を認めず

慎の目の前で母親を…殺 害

そして、新しい義父はショックから

慎に罪を擦りつけてネグレクト

そのまま施設に入る事になった」






「翔吾。

翔吾は、生まれた時から母親1人だった。

ある日、幼稚園から帰宅して家に入ると

母親が首を吊って自 殺していた

そのまま施設に入った」





「彰吾は、男癖、酒癖が悪い母親だった

彰吾の事に無関心。

彰吾が我慢できなくなって、反抗して

虐待に変わり、施設行きになった」







「樹は、3つ子の唯一の男の子として

生まれたんだけど、両親は女の子が欲しくて

樹も女の子として育てられた。

何度も、姉妹に比べられて

樹も嫌がってたんだけど、ある日ゴミ捨て場に

置き去りにされていた為、施設行きに…」







「北人もシングルマザーだったが

母親が病気で倒れて、入院生活。

ある日、北人の前で吐血してそのまま…

北人は、親戚もいないから施設行きに」






「そして、壱馬…

父親が壱馬に暴力を振るってたが

母親が守って離婚した

暫くすると、今度は母親が虐待をした

施設に入ったが、そこでも虐められ

何度も里親に出されて、何度も傷つけられ

最後の家族には、大雨の日に

川辺に捨てられた」






「あくまでも大まかな事情だから

本人達は、もっと色々な事されたり

言われたりして傷ついてきた」







陣「…そんな大変な事があったんですね」





人「正直、活動するにあたって

もう既に感じてると思うけど

彼等は重荷になる時があると思う」





人「でもね…今こうやって活動してる

臣や、GENEの涼太や玲於、その他にも

ステップブラザーズっていう

契約をしてる人達はいっぱいいるんだ」





「家族がいないから、兄弟になって

お互い家族になって、足りない愛情を

補い合ってる

だから、アーティストとして

活動したいっていう6人に、嘘はない」






「皆の素直な気持ちが知りたい」

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