ステップブラザーズ3

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壱馬side




今日はダンスのレッスン


昨日、陸は具合い悪くなってたから

今日は来ないと思ってたけど

スタジオに入ったら、1番に居た






陸「壱馬君！おはよう！」





「…」






陸「昨日…ありがとね

ドリンク嬉しかった！

それに、壱馬君が守ってくれたから

身体どこも打ってなくて

ピンピンしてる！本当にありがとう！」







朝から元気だな…




陸「…壱馬君。僕ね、待ってるから

ずっと待ってる！おじいちゃんになっても

ずっと待ってからね。

その間に嫌われてるかもしれないけど…

ずっと頑張るからさっ！」







陸「だからいつか、一緒に話したり

笑い合ったり、支え合ったりしたいんだ」






俺と…そんな事する為に

おじいちゃんになるまで頑張るって…

こいつ、頭おかしいんじゃねぇの…







昨日、彰吾に付き合ってもらって

教わったダンス…上手くできると良いけど。






陣「じゃあやろうか」





全員揃った所でスタートしたレッスン

ある程度新しい振りを習ったら

あとはメンバーだけで練習

構成も付いたし、益々ハードになった






ﾄﾞﾝｯ






健「ぶつかんなよっ！」





「…」





ﾄﾞﾝｯ






北「ごめんなさいっ！」





力「大丈夫だよ」





陣「陸、そこっ！」





陸「はい！」








陣「はぁい、休憩」






健「ねぇ、何で俺にぶつかんの！？」





「…」





わざとじゃないし…





健「振りだってさ、皆練習してるのに

お前だけいつもやらねーじゃん！

やる気ないなら、辞めろよ！

ボーカル3人とか、陸さんが可哀想」





瑠「健太、辞めな」





健「皆もそう思うでしょ！？

練習しないんだよ！？」






翔「でも、壱馬は次の日には

ちゃんとできなかった所

できるようにしてきてますよ…

練習してるからだと思います！」






樹「確かに…」




瑠「壱馬君だって、頑張ってるんだよ

健太、壱馬君に当たり強いの辞めな」







健「だってさぁ…」






陣「壱馬も、ぶつかったら

わざとじゃないなら謝れば良いこと

黙ってるのが悪いよ」







健「そうだよっ！ずっと黙っててさ…

他の奴らとは話すのに。

練習しないし、喋らないし

そんなんでボーカル務まんの？」






「…」






健「何とか言えよっ！」






ｸﾞｲｯ






「ｯ…」






瑠「健太！手出さないの！」






「…」






胸ぐらを掴まれて、キレようと思ったけど

臣に怒られたら嫌だから

ずっと睨んでた

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