ステップブラザーズ3

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壱馬side




3人でのレッスンがどんどん増えていく


3人でレッスン受けて、1人ずつでもやって

ダンスのレッスンを受けて、トレーニング





キツイけど音楽に触れている時は

楽しいと思ってた



でもそれも最初だけで…




ス「これじゃあ、いつまで経っても

パフォーマー組と合流できないぞ」







こんな言葉を毎日言われてた





陸と、北人はスタッフや先生に

沢山話しかけに行って

わからない事は聞いてるけど

俺にはそんな事できなくて

毎日、気を張っていて疲れてきた






北「やっとご飯だぁ！！」




陸「今日のお弁当も美味しそうだね！」





陸「こっち座って食べようか！」







昼休憩では、ご飯を呑気に食べてる2人





スタジオの隅っこで、フード被って

歌詞を見たり、映像を見たりする俺




全然臣みたいになれてないや…





下を向いている中、視界に入ってきた足






陸「壱馬君、一緒に食べよう？」





「…」





何で俺が…





陸「ご飯食べてまた午後からの練習

一緒に頑張ろうよ！」






うるさい、、、





俺はスタジオの外に出てきた






仲間なんて…友達なんて…


俺には必要ない。







そんな毎日を繰り返していると





ス1「パフォーマーと顔合わせする

これからは同じグループの仲間として

活動していくから、ちゃんと挨拶して」







陸「よし、じゃあ行こうか！」





北「緊張するなぁ…」






ｶﾞﾁｬ







陸「おはようございます！」






北「おはようございます…」





「…」






頭だけ下げて、スタジオに入る






パフォーマー組が次々と挨拶して

次にボーカル




陸「青山陸です！精一杯頑張ります！

よろしくお願いします」







北「吉野北人です…よろしくお願いします」







ス2「壱馬」






「…」







ス1「壱馬、ちゃんとやりなさい」





ス2「このままだと壱馬だけ

外す事も考えなきゃいけない。」






陸「この子は、知ってると思うんですけど

川村壱馬君です！北ちゃんもなんですけど

壱馬君は特に人見知りで、ボーカル組も

仲良くなれるように、色々頑張ってる

最中なので、迷惑かけてしまう事も

あると思うんですけど…

パフォーマンスに対して嘘はないので！

本気でやってるのは確かなので！

よろしくお願いします！」








？「おぉ、陸君。ありがとうな笑

知らん奴らがいっぱいおるし

無理もないわ！16人で頑張ろうな」







今、助け…られた？

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