ステップブラザーズ3

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HIROside






「どうしたの？慎」





慎「あの…僕も、、、れ、、玲於君になる」





玲「違うだろ笑」





慎「あ…んーと、、、玲於君っ」





相変わらず泣きそう…笑





「玲於みたいなアーティストに

慎もなりたいのかな？」






慎「うんっ！」





「そっかそっか！

慎もちゃんと言えるようになったね」






慎「ぅん///」






「北人は歌。翔吾と慎はダンス頑張って

アーティストになりたいんだね」






慎「樹くんもだよ」





「樹も？」





岩「え、そうなの？」





樹「ﾌﾙﾌﾙ」






北「あぁ、樹！まだ言えてないの？」






「どういう事？」






翔「いっちゃんも、アーティストに

なりたいんだけど…

剛典君に言えないんだって」







岩「樹？アーティストになりたいの？」






樹「…」






岩「樹？」





北「樹は怖いんだよ！」





慎「言っちゃダメって約束してたよ…」






北「あっ…」






樹「僕…トイレ行ってくる」





岩「待って樹。何か言いたい事あったの？」





樹「ﾌﾙﾌﾙ…ないよ」






岩「…夢ができたの？」





樹「ﾌﾙﾌﾙ」





忙しい岩ちゃんに、遠慮をしがちな樹

まだまだ治ってないみたい






岩「夢があるって良い事だよ？」






樹「…(泣)」






岩「何で泣くの〜？」





樹「ｸﾞｽｯ」






岩「樹、どんな夢か教えて？

樹から聞きたいな」







部屋の隅っこに行って

樹の話を進める岩ちゃん



他の子達は、遊んだり

ご飯食べたりと自由行動






ふと不思議な光景が…





敬「HIROさん」





「ん？」





敬「あれ、珍しいっすよね？」





「やっぱりそう思うか？」





臣「なぁ、離れろって」





壱「…」





臣「飯食い難い」





壱「…」





部屋の隅っこか、暗い場所に行きたがる壱馬が

臣の膝の上に座って抱きついてる






敬「臣ちゃんにべったりだね」





臣「ん」






敬「最近はいつもそんな感じ？」






臣「あぁ。空手辞めてからだな」






敬「黒帯取ったの？」





臣「取ったよな、壱馬」





壱「…」





臣「空手辞めたら1日中べったりだよ

寝るのも一緒だし、目が覚めてベッドから

出ようとするとすぐに起きるし…

学校も行きたがらないし

すぐに事務所来て俺を探すから」






人「暗い部屋に行かないよね！

もうずっと臣ちゃんの横にいる！」






「壱馬変わったね」

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