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「....ふとした仕草」


『ん?』


「ふとしたときに松村さんが慎太郎に重なって見えることがあったんです」


『....そうなんだ?』


「性格は正反対だしファッションも正反対だし何もかもが違うのに」


『...うん』


「松村さんといると慎太郎思い出して感情がぐちゃぐちゃになってて」


『えーそれじゃあ俺あいつの霊にまとわりつかれてんのかな(笑)』




“自分の彼女と仲良くしてるからって嫉妬か!?”
なんて叫びながら自分の顔回りを手で払ってる様子に
どこか心が安らいだ




そしてどことなく感じていた松村さんとの壁が壊れた気がして嬉しかった





「松村さん」


『ん?』


「お腹、すきました」


『っふ、随分都合の良いお腹だね?(笑)』




呆れた様子を見せながらも
キッチンへ向かって夕飯の準備を始めてくれた






「....アルバム、見てもいいですか?」


『いいよ』






許可をいただいてパラパラとページをめくれば
今まで知ることのなかった慎太郎がたくさんいた



ほとんどのページに必ずと言っていいほど
慎太郎が写っていて、

笑っていたり、変顔をしていたり、かっこつけていたり



慎太郎の周りには必ず誰かがいて昔から人気者だったんだなって思った




そこには慎太郎に肩を組まれて照れくさそうに笑う松村さんもいて、

自分ももっと早く慎太郎に出会いたかったなんて感情を抱いた









『高橋さん?』




アルバムを見て俯いたままの私を気にかけたのか
松村さんが私を呼んだ









『....まだ好き?慎太郎のこと』







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設定タグ:SixTONES , 森本慎太郎 , 松村北斗   
作品ジャンル:恋愛
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- たくさん泣いて、何故かとても温かい気持ちになりました。素敵なお話をありがとうございました。 (2022年1月6日 23時) (レス) @page40 id: 0e68d8260d (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - 完結お疲れ様です!頑張ってくれて嬉しいです!本当にありがとうございます!ダイアさんの頑張りに拍手!!パチパチもぉね、すごいよかったです!これからもよろしくお願いします! (2021年10月17日 10時) (レス) id: 3e89a0f0ff (このIDを非表示/違反報告)
ダイア(プロフ) - (名前)さん» 最後まで読んでいただき有難うございました! (2021年10月16日 18時) (レス) id: cfe0983ef4 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - タロちゃん、号泣でした。これからも作品楽しみにしてます。 (2021年10月11日 1時) (レス) @page39 id: acba0012d3 (このIDを非表示/違反報告)
ダイア(プロフ) - きらさん» 優しいコメント有難うございます、もうしばらくお待ちいただけると嬉しいです...。 (2021年9月24日 12時) (レス) id: cfe0983ef4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ダイア | 作成日時:2021年6月16日 15時

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