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『樹と首藤さんの仕業ってわけか.....』



慎太郎もすぐに察したようで
気まずそうに窓の近くに立つ私の横に並ぶ





「.....、」


『.....、』






.....非常に気まずい、どうしよう

呼び止めたはいいものの私だって何を話せばいいかわかんない


もう2ヶ月経っちゃってるんだもん、最後に話した日から









『....ごめん』



先に口を開いたのは慎太郎だった




『....困らせてごめん』


「違う、私こそ逃げてごめん」


『しんどかった』


「え?」


『Aと話せないの、しんどかった』



眉をハの字にさせて困ったように笑う慎太郎

....やっぱり私は慎太郎を傷つけてばっかだ




「私も慎太郎と話せないのすっごい寂しかった」



だからせめて自分の思ってることはちゃんと伝えようって




「慎太郎がいないだけで寂しかったし、楽しくなかった」


『....A』


「私も慎太郎のこと大好きだけど、だけど、」


『わーわーわーわー!!!!!』


「....え、?」



急に手をブンブン振り回して大声で叫びだした慎太郎


行動が理解できなくてただただ呆気にとられる私




『だめ!それ以上は言っちゃだめ!』


「え、でも、」


『まだ!まだ、今は幼馴染みでいてあげるから』


『その先はまだ言わないで?』


「....わかった、ごめんね?」



そしたら、謝るってそういうことになるからやめて!って
片手でほっぺを潰された



「ちょ、ひんはろうっ!」


『え?なに?ちんたろう?』


「ばか!!」


『いって!』




思い切り慎太郎の頭を叩いてやったら
今までみたいに戻れた気がして2人で笑い合った





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設定タグ:SixTONES , 京本大我 , 森本慎太郎   
作品ジャンル:恋愛
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ゆーしい(プロフ) - 切なくて、でもきゅんもたくさんあって泣きながら読みました!大好きな作品です! (2021年10月29日 10時) (レス) @page43 id: 3150e2c301 (このIDを非表示/違反報告)
ダイア(プロフ) - 紺さん» 嬉しいコメント有難うございます!!そして最後まで読んでいただき有難うございました! (2021年5月17日 23時) (レス) id: cfe0983ef4 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 完結おめでとうございます〜!最後までキュンキュンさせてもらいました!! (2021年5月16日 20時) (レス) id: 55c78b94af (このIDを非表示/違反報告)
ダイア(プロフ) - つばささん» 嬉しいコメント有難うございます〜!!もう少しで完結する予定なので待っていてくださると嬉しいです! (2021年5月14日 20時) (レス) id: cfe0983ef4 (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - キュンキュンし過ぎて顔がニヤケます(*´ノ∀`*)続き楽しみにしてます! (2021年5月14日 18時) (レス) id: a84a28701a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ダイア | 作成日時:2021年4月30日 12時

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