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深呼吸を繰り返しながら保健室に向かう



保健室のドアを開けると、
あの日のように一番奥のベッドが使われていてカーテンが閉まっていた





....あれが大我先輩なのかな




会いに来たとはいっても、
わざわざ眠っているところを起こすまでのことはしたくないから

手持ち無沙汰でどうしようかなって
とりあえずソファに腰掛けた



















『....あんずちゃんだったら隣のベッドに座って』



少しして聞こえてきた先輩の声

起こしちゃったかなって申し訳なくなったけど
先輩に呼ばれたから指示通り隣のベッドに腰掛ける




そしたらシャーッて勢いをつけて開かれたカーテン


横になっていた先輩が起き上がって私と向かい合うように座り直した




「寝てた、んですよね?起こしちゃってごめんなさい」


『んーん、寝てないけど、あんずちゃんの匂いしたから』


「....私の匂い、わかるんですか?」


『うん、匂いもあんずと一緒だから』


「....え〜....」




わんちゃんと同じ匂いって喜んでいいことなの?

いわゆる獣臭ってことだよね?

なんか香水つけた方がいいかなとか
自分の匂いを嗅ぎながら色々考えてたら



『んふふ、ふはっ』


目の前の大我先輩は楽しそうに笑っている



『ほんと可愛いねあんずちゃんは』



なんて天然ゆえが生み出す爆弾発言も落としながら






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設定タグ:SixTONES , 京本大我 , 森本慎太郎   
作品ジャンル:恋愛
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ゆーしい(プロフ) - 切なくて、でもきゅんもたくさんあって泣きながら読みました!大好きな作品です! (2021年10月29日 10時) (レス) @page43 id: 3150e2c301 (このIDを非表示/違反報告)
ダイア(プロフ) - 紺さん» 嬉しいコメント有難うございます!!そして最後まで読んでいただき有難うございました! (2021年5月17日 23時) (レス) id: cfe0983ef4 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 完結おめでとうございます〜!最後までキュンキュンさせてもらいました!! (2021年5月16日 20時) (レス) id: 55c78b94af (このIDを非表示/違反報告)
ダイア(プロフ) - つばささん» 嬉しいコメント有難うございます〜!!もう少しで完結する予定なので待っていてくださると嬉しいです! (2021年5月14日 20時) (レス) id: cfe0983ef4 (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - キュンキュンし過ぎて顔がニヤケます(*´ノ∀`*)続き楽しみにしてます! (2021年5月14日 18時) (レス) id: a84a28701a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ダイア | 作成日時:2021年4月30日 12時

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