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「あ、意外に寒いかも」
お風呂からあがり心と外に向かう
男子の方が先に入浴時間だったから
もうみんな外に出ている
クラスもごちゃごちゃになってるし
たまには2人でゆっくり見ようよって言った途端に樹くんが来た
『やっと見つけた〜ずっと探してたんだけど』
『せっかく女子だけで過ごそうって話してたのにさー』
「ほんとだよ、すっぴんだし」
『てかAちゃん眼鏡じゃん可愛い』
「ほんっとチャラい!(笑)」
『ていうか慎太郎くんは?』
確かに、そこら辺で他の男子と戯れてるのかなって思ったけど
見当たらない
『あー....なんかよく顔見えなかったけど
女子?に連れて行かれた』
「....へー」
『告白ってこと!?』
『このタイミングならそうじゃね?』
まあとりあえず良い場所取ったから行こうぜ
って言う樹くんについていく
「え!すっごい綺麗じゃんここ!」
連れてきてくれたところは
夜空を邪魔する木々も一切ない綺麗な場所だった
『まあね〜俺が見つけた場所だもん』
『慎太郎くんはこの場所知ってるの?』
『多分?てかもしかしたら戻ってこねえかもだし』
『慎太郎くんに限ってそれはないでしょ』
『いや、案外コロッとなったりすんだよ』
『えー男子ってやだー』
2人が慎太郎の告白の返事について話しているなか
私は会話に混ざらずにただ綺麗な星を眺めるだけだった
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作者名:ダイア | 作成日時:2021年4月11日 21時