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『俺の彼女になって?』
「.....、」
『え、急なシカト?』
「や、そうじゃなくて」
『思ってることあるなら言って?』
「....あれから4年経ってるってことは、
それだけ年取ってるってことで、
私は今年で30になるってことで.......」
うわぁ改めて言葉にするとキツいななんて思いつつ
森本くんの次の言葉を待った
『うん、だから?』
....拍子抜けしてしまった、
こんなにあっけらかんとした返事が来るとは思ってなかった
「....だから、森本くんたちの年代からしたらおばさんだし、
色々背負わせるものが多いんじゃないかなって、
....それにおおっぴらに言えるものじゃないよ?
高校時代の人にバレたらどうする、」
『あーめんど!先生めんど!うるさ!』
「え、」
『歳とか関係ないし俺が先生好きだからそれでいいじゃん、
それに隠すのなんかへっちゃらだし
最悪先生と、樹とかジェシーがいれば十分だし』
『....あと、
今はまだ学生で頼りないかもだけど、
教員採用試験一発で受かって教師になって、
先生を支えられる男になる、ずっと隣にいる
先生の人生も俺が背負いたい』
「....森本くん」
『こんな俺じゃ彼女になってくれない?』
自分の気持ちに素直になるって決めたんだ、
今を逃したらもう二度と出会えないかもしれない
「....森本くんの彼女になりたいです」
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Alice(プロフ) - ダイアさんの書くどのお話しとっても好きです(*^^*)これからも応援してます〜♡ (2022年8月29日 0時) (レス) @page50 id: 7c123a14af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ダイア | 作成日時:2021年3月1日 21時