Give me a Green light,or...? (ページ37)

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｢...あれ、｣

『何なのその反応は(笑)誰か待ってた？』

｢...いや、びっくりしただけだよ(笑)｣

やって来たのは優吾だった、

よかった、名前出さなくて

｢どうしたの？何か用事？｣

『ん？用事ないと来ちゃだめ？』

｢そんなことないけど、どしたの？
今日は甘えたの日？(笑)｣

『だったらなんかしてくれんの？』

｢しないよ(笑)ここ学校だもん｣

『ふーん』

｢...あ、ちょっ｣

拗ねた顔しながらも、
一瞬の隙を突いて優吾がキスしてきた

『いっただき～』

｢...ばか｣

『ふふん、隙が多いからねAは。
あ、明日Aん家行っていい？』

｢久々だね、いいよ！｣

明日の約束を取り付けて
上機嫌で職員室に戻っていった優吾

顔が熱いから窓でも開けようとしたら
田中くんたちを中心にした
うちのクラスの集団がみんなで帰ってるところが見えた

｢...森本くんもいる｣

いつものことだから今日も遊びに来るのかと思ってたけど
友だちだけの日も大事だもんね

....ってまるで重たい彼女みたいな考え

...暑さで頭までやられててやばいみたい

頭を思い切り振って変な考えを追い払った

｢...特別なご褒美、ねぇ｣

約束しちゃったし、

ちょっとお高いクッキーでも買ってあげるか

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