Give me a Green light,or...? (ページ13)

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『たまにはこんなスリルも楽しいもんだな(笑)』

｢私はもうこりごりだよ...｣

車に乗るまでで既に疲れ果ててる私を見て笑う優吾

『お前は隠すのが下手くそなんだよ』

いっそのこと正門から帰ってみる？なんて
全然懲りてない様子

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『クラス、どんな感じよ』

｢んー、うるさい人がいる(笑)｣

『俺知ってる？』

｢ジェシーくんと田中くんと森本くんって言うんだけど｣

３人の名前を出した途端
あちゃ～ってすごい勢いで頷きだした

『もれなく俺も被害受けてるわ(笑)』

｢そうなの？｣

『全員授業あたったことあんもん(笑)
まあ教師やっていく上での訓練だと思え(笑)』

すごい言い方だなとも思ったけど、
あながち間違いではなさそうだなって受け入れた

『樹とかあいつ女の扱い高３ながらに上手いから
丸め込まれんなよ？距離とか縮まりすぎねぇように』

｢なにそれ(笑)
丸めこまれるもなにも高校生だし(笑)｣

『一応な？若い子の方が良いとか言われても
困っちゃうんでね』

｢優吾くん高校生に嫉妬ですか～？(笑)｣

からかってそんなことを言えば
小さく舌打ちをしてハンドルを握ってない方の手で
私の手を握った

『ただの警告だっつーの、毎年言ってるだろ』

｢優吾も女の子の生足見て興奮したりしないでね？(笑)｣

『んなのお前で十分』

サラッとキュンとする言葉を落とす
優吾はほんとにずるい

｢送ってくれてありがと｣

『ごめんな送るだけで』

｢大丈夫！１人の時間も大事だしね｣

１日の最後が優吾で終わるって
それだけで疲れも吹っ飛んで幸せな時間

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